家を数日留守にする理由は、旅行もありますが仕事などでもありえますね。
「どうしても数日、家が留守になる!飼っているネオンテトラの餌はどうすればいいの?!」
アクアリウム初心者さんにおすすめされることの多い魚ですから、そんな風に思う方がいるのではないでしょうか。
この記事では、旅行などで家を留守にする場合のネオンテトラの餌についてまとめています。
旅行中のネオンテトラの餌はどうする?!
旅行、もしくは仕事などで家を何日か留守にする場合のネオンテトラの餌ですが、数日~1週間程度の留守ならば餌は心配しなくても大丈夫です。
万が一の話ですが、通常は1ヶ月ほど餌を与えていなくても命は大丈夫だったということは多いです。
幼魚や老魚の場合はこの限りではありませんが、それでも1週間程度なら大丈夫でしょう。
留守にする前に餌を多くあげるのはNG!
「数日なら、餌を多めにあげていけば大丈夫かな?」と思われる方がいますが、熱帯魚には良くありません。
旅行などで餌をあげられない時は、他の世話もできないので水質管理が難しくなります。
旅行前に餌を多く与えてしまうと通常よりも多い餌と糞などで水槽の水が汚れてしまいます。
ゆっくり溶ける餌や自動給餌器もありますが、それらは留守中には使用しない方がいいです。
水槽の水質管理が難しい留守中は、餌はむしろ与えない方がいいです。
留守にする前は水換えをしておく!
旅行や仕事などで事前に家を留守にすることが分かっている時は、留守にする1日2日くらい前に水槽の水換えをしておくといいです。
特に夏場などは水が蒸発しやすいためと、水槽内の自然に溜まる汚れの原因となる物質を減らしておくことが目的です。
暑い時期は水温に注意!
留守中は、できるだけ水質が保たれることが重要ですが、水温も重要です。
夏場などはクーラーを切って出かけてしまえば室内の温度は恐ろしく上昇します。
適温が保たれるようにする必要があります。
冬場ならばヒーターなどに不具合が無いかチェックします。
照明器具などは、タイマー機能のあるものを使うこともありですが、一週間程度ならば消灯したままでも大丈夫です。
まとめ
旅行などで家を留守にする際は、餌はなくても大丈夫ですし、事前に多くする必要もありません。
水草や底砂のある水槽と全く無しの水槽では環境は変わりますが、餌を与えていない状態でも水中には微生物がいるので完全な絶食にはなりません。
ネオンテトラは水質変化に敏感で、汚れたままの水で飼育されると体調を崩してしまいます。
留守にする際は水質維持への配慮が必要となります。
水草が豊富で底砂があった水槽は衰弱が少なく、浮き草すらないベアタンクは衰弱が顕著でした。
生え始めのコケを食べますし、水中の微生物もついばみます。
そういったものが発生しやすい水槽は完全な絶食にはならないので、また、環境が同じでも老魚は耐久力がなくて亡くなりやすく、稚魚は新陳代謝が激しいので絶食に弱い傾向があります。