熱帯魚の飼育には基本手間はかかるものですが、ネオンテトラは比較的丈夫で餌も難しくないので飼いやすく、小型で価格的にも入手しやすい魚なのでアクアリウム初心者におすすめされること多い熱帯魚です。
そんなネオンテトラが餌を食べない時がある?!
この記事では、ネオンテトラが餌を食べない原因と対策についてまとめています。
ネオンテトラが餌を食べない原因は?
ネオンテトラに限らず、魚が餌を食べない時の原因は主に以下のことが考えられます。
- 飼育を始めたばかりの時や環境が変わった時
- 病気の時
- 繁殖前や繁殖中の時
- 餌を十分食べてお腹がいっぱいの時
ネオンテトラが餌を食べない時の対策
- 飼育始めの時
入手して家の水槽に放したばかりの時は、環境の変化などに警戒して餌を食べなくなります。
家の水槽に放したその日は餌はあげないようにします。
2~3日様子をみて落ち着いてきたら少量ずつ餌を与えていきます。
ネオンテトラは比較的早めに餌を食べてくれるようになりますが、大型の魚はもっと警戒してなかなか食べてくれないことがあります。
- 病気の時または病気の初期症状が見られる時
治療や水質などの環境の見直しが必要です。
- 繁殖行動中・繁殖する前
餌を食べなくなります。
この場合は異常ではないので繁殖に勤しんでもらいましょう。
(※ネオンテトラは繁殖の難しい魚です。飼育している水槽で卵を産んでいても飼い主さんに気付かれないまま捕食されていたりします。)
- 餌を満腹まで食べている時
食べることはできません。
ネオンテトラはお腹が膨れるほど餌を食べてしまうと泳ぐことができなくなったり命に係わることもあります。
餌は与えすぎにならないように様子を見ながら量を調節します。
多すぎる餌は水質を悪化させる原因にもなります。
ネオンテトラがかかりやすい病気
- 白点病
水温が下がった時に発症しやすい、体が白い点に覆われていく病気です。
ネオンテトラがかかりやすい病気ですが、直しやすい病気でもあります。
- ネオン病
名前はネオンテトラに多く発症することに由来しています。
尾ぐされ病の菌に感染することが原因ですが、ネオンテトラは感染すると筋肉が患部となって体の中央が出血したようになる病気です。
進行が早く、発見が遅れると助けるのは難しくなる危険な病気です
まとめ
ネオンテトラが飼い始めや繁殖時以外で餌を食べない時は、病気や水質、環境を疑った方がいいでしょう。
しっかりとネオンテトラの好む環境作りをしてあげることが大切です。
また、購入時には状態の良いネオンテトラを入手できるかどうかも後の飼育に影響します。