グッピーを飼いはじめて必ずしないといけないことが水槽の掃除です。
定期的な水換えをしていても餌の食べ残しやフンなどの排泄物が溜まってしまい、放置をするとすぐにカビやコケが生えてきます。
人間と同じように住んでいるところが汚れていると見た目も悪く、せっかくのアクアリウムが台無しですし何よりグッピーの体調を崩しやすくなり生体にとって絶対によくありません。
しかし、正しい水槽の掃除の仕方や掃除の頻度を意外と知らない人も多いようです。
今回はこの2つについて詳しく紹介していきます。
水槽の掃除方法は?
- 水換えをする
ここで気を付けなければいけないことは水槽内の水を全て交換しないようにしましょう。
確かにきれいになりますが、水質が変わってしまうとグッピーに強いストレスを与えてしまいます。
週に1回、水換えは全体の3分の1にし、水換えに使用する水もカルキ抜きをして水温と同じぐらいにしてから使用しましょう。
- 底砂の掃除をする
排泄物などの汚れは下に沈殿するので、底砂を定期的に掃除すれば水質の悪化のスピードを遅らせることができます。
あまり底砂をかき混ぜすぎないようにしましょう。
汚れを吸い出す、専用のプロホースや底砂用のクリーナーがありますので用意しておくと便利です。
- ガラス面や水温計を掃除する
この2つは水槽をセットした後、徐々にぬめりのある茶色や緑色に変色しはじめます。
これは水槽内の微生物がガラス面に付着して起きるそうです。
放置しておくとコケが増えていきますので、定期的に掃除をすることをおすすめします。
ただガラス面に付着するプランクトンの一部は水質の浄化に役立ってくれますので、掃除する際は洗剤などを使わずに付着しているコケを軽く擦った後、水槽内の濁りをとる程度にしましょう。
- フィルターの掃除をする
色々な種類がありますが、掃除方法にあまり違いはありません。
最初にフィルター内のマットなどを水槽内の水質と同じ程度の水で洗ってあげましょう。
この時にフィルターの電源を長時間切らないようにしましょう。
長時間切っているとグッピーが窒息してしまうので素早く作業するようにしてください。
水槽の掃除はどのくらいの頻度ですればいい?
水槽内がきれいなことには越したことはないのですが、掃除をしすぎるといつまで経ってもバクテリアが定着しません。
バクテリアの働きによって水質が安定するので、1週間に1度の水換えと1か月に1度の底砂の掃除、観賞に支障をきたし始めたらガラス面や水温計の掃除をするようにしましょう。
まとめ
掃除をし過ぎることも逆効果になるとは驚きでしたね。
水槽内の掃除を楽にしてくれる道具などもたくさん売られているようですので、冬などの水が冷たくて掃除が億劫になったときに活躍しそうですね。