自宅で飼育していたネオンテトラ、何だか最近やたらゆっくり泳ぐなと思っていたらお腹がパンパン。
元気だったのにどうしたんだろうと心配になります。
もし病気だったらなにか治療法はあるのでしょうか?
おめでただったらどうしたらよいのでしょう。
おめでた?病気?ネオンテトラのお腹が破裂寸前になる原因は?
ネオンテトラの特徴が原因?
お腹がパンパンのネオンテトラ、もしかしたら原因は食べ過ぎかもしれません。
と、いうのもネオンテトラは食欲旺盛な種類でもあり餌を与えすぎるとすぐに太ってしまいます。
そのまま餌を与え続けると今度は食べ残しが腐り水質の悪化につながります。
ネオンテトラは水槽内の水質に敏感なので食べ残しが多い場合は様子を見ながら少量ずつ与えるようにしましょう。
成魚であれば餌は2日に1回少量で充分なようです。
しかし、飼育している水槽の大きさや規模によって違ってくるかと思うので、やはり様子を見ながら餌を与えるのがよいのでしょう。
健康を考えるうえでも餌の与えすぎは要注意なのです。
ネオンテトラの腹水病が原因?
熱帯魚の病気の中にマツカサ病というものがあります。
マツカサ病はエロモナス菌という細菌が原因で発症する病気で、鱗が逆立ったような状態になり腹部の膨張や目の突出がみられるようになります。
発症し、初期段階であれば隔離と薬浴で症状を抑えることができるようです。
薬品は「グリーンFゴールド」や「パラザンD」がよく使用されているようです。
発症する原因は水質の悪化によるストレスが多くみられます。
ネオンテトラは水質の変化に敏感です。
そのストレスで弱ってエロモナス菌からマツカサ病・腹水病を発症するのです。
また、エロモナス菌は水質が悪化すると活性化するようです。
やはり熱帯魚を飼育する上では水槽の水質・水温調整は欠かせません。
ネオンテトラのおめでた?
もし、お腹の大きなネオンテトラがメスで抱卵しているとわかったらすぐに準備をはじめましょう。
まずはペアを探します。
抱卵しているメスに近づいてもメスが逃げないオス。
やたら抱卵しているメスに近づくオスを追い払おうとするオス。
よくよく観察していると抱卵しているメスの回りにそんなオスが1匹いませんか?
そのオスとメスがペアとなります。
まずは抱卵しているメスを捕獲し、いったん小さめの水槽に隔離します。
その隔離した水槽を元の水槽に近づけると1匹懸命にメスの水槽に近づこうとするオスがいるはずです。
そのオスを捕獲し抱卵しているメスの隔離水槽に入れてあげます。
その後、産卵用水槽に移し産卵させます。
その後産卵の確認ができたら速やかに親魚を元の水槽に戻します。
まとめ
ネオンテトラの体調管理は日頃からのお世話にかかっています。
ちょっといつもより元気がないかな、なんかおかしいなと感じたらよく観察して必要な治療や処置をしてあげらると良いですね。