エンゼルフィッシュといえば、ネオンテトラなどと同じく、非常に知名度の高いメジャーな熱帯魚です。
名前は知らなくても、ペットショップや水族館で観たことがある方はたくさんいるでしょう。
丈夫で飼いやすく、初心者にもおすすめの熱帯魚です。
大きく成長するので、小さい水槽で飼うのは難しいですが、大きい水槽さえ用意できれば飼いやすい熱帯魚といえます。
この記事では、エンゼルフィッシュに適した水温についてご案内いたします。
熱帯魚の王道、エンゼルフィッシュをぜひ飼ってみてくださいね。
エンゼルフィッシュの飼育に適した温度は?
エンゼルフィッシュは、非常に適応性が高く、低い水温では22度、高い水温では35度の水温に対応することができます。
このように、エンジェルフィッシュは広い水温で飼育が可能なので、慣れさせれば他の魚との共存もさせやすい種類と言えるでしょう。
しかし、さすがに水温が低すぎると成長の速度が落ちると言われているので、22度まで大丈夫だからといって、その水温を保つのも、エンジェルフィッシュの成長にとってはよくありません。
少なくとも、26度前後の水温は保ってあげると安心でしょう。
種類や個体によって差がありますので、低すぎず、高すぎない水温を保つように心がけましょう。
ちなみに、「適正値」と言われている水温は、24度から30度前後であると言われているので、その中間あたりの温度に保つよう、水槽や機器類を設定しましょう。
pH値は4.0くらいから、8.5くらいまで適応できますので、そちらも合わせて水質を調整してあげてください。
水質をチェックするときは、試験紙では正確性に心配がありますので、ハイドロメーターなどの専門機器を使用するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はエンゼルフィッシュを飼うときの適した水温についてご紹介いたしました。
広い水温に対応できる魚とはいえ、急激な温度変化があると魚は体調を崩してしまいますので、同じくらいの水温を常に保てているか、毎日ハイドロメーターでチェックしてあげてくださいね。
水換えをしてあげるときも、いきなり新しい水を入れるのではなく、きちんと温度も水質も調整した水を入れ換えてあげてください。