タイ、カンボジアで生息しているラスボラエスペイは、東南アジア原産の温帯魚になります。
10匹ほどで群れて泳ぐ習性をもちますので、水槽で飼う場合には、群れて泳げる環境をつくってあげましょう。
性格は大人しく、他の魚と混泳させても、まったく問題はありません。
ですが、ラスボラエスペイを攻撃するような性質をもった魚、また、ラスボラエスペイよりも大きな身体をもった魚との混泳は危険を伴いますので、注意しましょう。
ラスボラエスペイの繁殖方法について!
ラスボラエスペイのオス、メスの見分け方についてですが、オスは、メスよりも色が鮮やかに出ており、黒いバチがくっきりしております。
メスは、オスよりも身体が大きく、特にお腹まわりはふっくらとしている印象があります。
オス、メスが見分けられたら、次は、繁殖に挑戦してみましょう。
繁殖能力を高めたい方は、ラスボラエスペイが育った環境に近い状態をつくってあげることが基本になります。
水槽内のPH、硬度を下げてあげましょう。
目安は、通常のPHよりも0.5~1.0程度下げた状態がベストになります。
繁殖に向け、状態がつくれたら、後は、待つだけです。
焦らず、のんびりと待っていましょう。
ラスボラエスペイの産卵について!
ラスボラエスペイは、他のラスボラシリーズの魚と同様、卵は水草に産み付けますので、水槽内には水草を用意してあげましょう。
水草はできれば、ミクロソリウム、もしくはアマゾンソードのような細長い形状をもった水草がおすすめです。
次に用意するものは、産卵箱になります。
産卵後、卵を他の魚に食べられてしまう可能性がありますので、産卵時期は前もって、隔離しておくことをおすすめします。
産卵箱が用意できない時は、ラスボラエスペイのみの単独飼いに変更するか、卵を隠す場所が増やせるよう、水草の量を増やしてあげましょう。
まとめ
ラスボラエスペイの繁殖、産卵は、そう難しいことではありません。
熱帯魚初心者の方でも、大きな失敗をすることなく繁殖させることができます。
ぜひ、挑戦してみてください。