白点病とは、魚の体が白い点で覆われる病気です。
これは水槽などの閉鎖的な環境が問題になります。
なので、コリドラスだけでなく、観賞魚に発病する代表的な病気です。
白点病は、目で見てすぐに気づく病気ですので、感染していたら、しっかりと適切な処置をしましょう。
放置することは、症状の悪化に繋がってしまうので、大切なコリドラスのためにもやめましょう。
コリドラスが白点病に感染した時の症状
白点病は、熱帯魚全般にかかってしまう病気です。
症状は、白点病という名前から想像しやすいですね。
体中に、白い点がぽつぽつと出てくるので、すぐにその症状に気づけるはずです!
コリドラスは比較的、薬に弱い魚だと言われていますが、白点病の治療方法は、薬による処置が一般的に行われています。
ですので、水槽の中に薬剤を投入してください。
使用する薬剤には、グリーンFゴールドやアマゾングリーンなどがあります。
薬剤を投入する前に、水草を取り出して、活性炭を使わないようにしましょう。
薬浴中は、水質の悪化を防ぐために定期的に水換えをしてください。
薬浴から二、三週間ほどで治ってくるはずです。
白点病の原因は?
白点病は、イクチオフチリウスと呼ばれる繊毛虫が魚に寄生することで起こってしまいます。
熱帯魚は、体を底砂や岩などにこすりつけてしまうので、体に傷をつけて症状が悪化していきます。
病原虫は、熱帯魚に寄生をしたらその魚から栄養を吸収して成長していきます。
そのあとに、水槽内を浮遊して、分裂をしていき、熱帯魚にさらに寄生していきます。
イクチオフチリウスは、25度以下の水温で、繁殖力が強まるので、水温を高めることで、繁殖力を弱めることができます。
なので、白点病になってしまったら水温を高めるようにしましょう。
まとめ
白点病は目で確認しやすい病気ですので、決してそのまま放置をせずに薬による治療を始めてください。
そのまま放置すると、コリドラスの症状の悪化と、水槽内のダメージにつながってしまいます。
薬治療を始めるまえに、水槽内の水草を取り出すこと。
活性炭を使わないことを覚えておきましょう。
薬浴を続ければ、症状もよくなってくると思います。