可愛らしいアカヒレを飼育し始めて、癒しのひとときやうっとり美しさにみとれていたいのに何この臭い。
生き物を飼う限りほとんどの場合臭いはつきものですよね。
温もりを感じる小動物や鳥もそうですが、水中生物は水中がゆえにその臭いには我慢ならないものがあります。
大切なアカヒレを守りながらこの臭いをどうにかできないか対策を紹介します。
アカヒレ水槽のこのにおいをなんとかしたい!
アカヒレは非常に生命力に溢れた強い魚なのでたいていの環境では生きていけますが、それでもなるべく支障がないように水槽の環境を整えてあげたいところです。
30cm幅の水槽に5、6匹くらいで飼育するのが理想ですが、それ以上の数になると過密と呼ばれる状態になり、水槽を用意したて、飼育したての初期には有機物、主にたんぱく質ですがバクテリアが水面に定着しきっていないために分解作用を起こすことができず、もしくはしきれず腐敗臭がしてしまいます。
それが水槽の嫌な臭いになっているのですね。
加えてアンモニア臭も混ざっているようです。
これを原因とするならば、対策としては分解者のバクテリアを定着させることですが、定着するまでどうするか?
水槽の水を換える、濾過することです。
この時気をつけなければいけないのは換える量です。
定着させようとしているのですから過度なストレスというか影響を与えないように全換水などはもってのほかで、いわば、だいたい、とか適当に掃除をしながら様子を見て少しずつ水を換えるというのがおおまかに当たりのようです。
あいまいな例え言葉になってしまいましたが様子をみてあまりきっちりやらないということですね。
まとめ
飼育という人工的な臭いがする環境で、生きている証のように臭いがして、それを打破するには結局自然な成り行きが主流になるというのはなんとも皮肉なことだなと思います。
人工的な世界に生き、自然に憧れる飼い主が飼育する生物にいかに寄り添えるかが解決の本当の鍵になるのではないかと思います。
楽して楽しむばかりでなく手間をかけてあげなければということですね。