水槽内を泳ぐ、彩り豊かな熱帯魚。

中でも映画になって一躍有名になったカクレクマノミは小さな子供から大人まで大人気ですよね。

しかし飼育していく中で心配になるのが病気。

今回はカクレクマノミの“白点病”の原因と治療法についてまとめていきたいと思います。

カクレクマノミ 白点病 原因 治療

カクレクマノミの白点病の原因は?

白点病はカクレクマノミをはじめとする熱帯魚にかかりやすい病気。

体に白い点のようなものが現れるのがその症状です。

この白い点の正体は、“寄生虫”で白点寄生虫というものがカクレクマノミにくっついて引き起こす病気です。

カクレクマノミのヒレから取りついて体表から栄養分を吸い取り、やがてカクレクマノミの体力を奪います。

さらに呼吸が速くなり目が白く濁るという症状も出てきます。

そのまま放置していくと白点寄生虫が増殖していきカクレクマノミも衰弱、場合によっては命を落としかねません。

この寄生虫が現れやすい時は“新しく水槽を設置した直後”だったり“水換えを行った直後や水温が下がった時”さらには“水槽に新しく購入した個体を入れたあと”そして“ストレスを感じたとき”に寄生虫が現れやすいと言われています。

つまり水温の急激な変化や濾過槽を掃除し過ぎたことによるバクテリアの減少が原因となって起こるのですね。

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カクレクマノミの白点病の治療は?

淡水の場合は薬品を使用して治療することができますが、海水魚の場合はこれとは異なります。

最初に取り掛かるのは白点病にかかってしまった個体をまずは別の水槽に移すこと。

そこでこまめに水換えを行いながら様子を見ましょう。

さらに取り出して残った水槽にも白点病は浮遊しています。

白点寄生虫を無くすためにこちらもこまめに水換えを行いましょう。

そうすることで白点病を減らすことができます。

一気に水を変えるのではなくまずは1/10ずつ交換することをお勧めします。

また殺菌灯を設置して水槽内の小さな虫を殺菌する方法もあります。

数日間行うことで効果を実感できるでしょう。

まとめ

今回はカクレクマノミなどの熱帯魚がかかりやすい「白点病」の原因や治療法について調べてきました。

白点病は白点寄生虫による寄生が原因で起こり、その発生には様々な要因もありました。

治療法は薬剤などを使用し行う方法もありますが、まずはこまめに水換えを行い、様子を見てあげましょうね。

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