プラナリアという不思議な生き物をご存知でしょうか。

このプラナリアは、切ったら切った数だけ、同じ遺伝子情報を持つ個体を増やすことができる非常に再生能力の高い生き物です。

その再生能力の高さから「寿命がない」とも言われ、医療の現場からも注目されている生物です。

しかしいくら再生できるからとは言え、適切な環境で生きなければ長生きすることはできません。

プラナリアは普段、綺麗な川の上流で生活しており、水温は10度~20度であることが重要になってきます。

水質にデリケートな生き物なのでその点には注意が必要です。

さて、このプラナリアですが、先に切っても切っても再生できる、と述べましたが、プラナリアには痛覚は存在しているのでしょうか。調べてみました。

プラナリア 痛覚 痛み

プラナリアは痛覚で痛みを感じるの?

プラナリアは切っても切っても同じ個体を増やすことができる再生能力の非常に高い生き物です。

しかしながら、それは適切な環境下での生活あってのことです。

水質の汚れた場所では生活することができませんし、温度も適切でなければ繁殖もできません。

繁殖能力や再生能力の高い点から、痛覚はほかの生き物より発達していないと考えられます。

通常の生き物であれば、外部から刺激を与えられ、それを痛みと感じることができる神経が痛覚として体に備わっています。

痛みによってその環境が自分に不適切であったり危険でないか判断することができますが、プラナリアはその再生能力から痛みを感じる痛覚はおよそ発達していないのではないかと考えられます。

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しかし、綺麗な水質を求めたり、生息できる温度も保たれていないといけないため意外とデリケートですぐ寿命を迎えてしまうことも確かです。

食欲旺盛なプラナリアがいると、お腹がすいたときに、自分より小さな個体を襲ってしまったり、弱っている個体を食べてしまうことがあります。

それらの弱点を、強すぎる再生能力で補っているのかもしれませんね。

まとめ

プラナリアはまだまだ研究されている不思議な生き物のひとつです。

もしプラナリアを見かけることがあったら、観察してみるのも面白いですよ。

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