プラナリアという生き物を皆さんはご存知でしょうか。
プラナリアは切ったら切った分だけ、同じ遺伝子情報を持つ個体を増やすことができる、いわば永遠の命を持っている不思議な生き物です。
その再生能力の高さから、医療の現場でも研究が進められている生き物です。
しかしこのプラナリア。
生きている限りは、ほかの生物と同じように餌を口にします。
プラナリアが実際に何を食べているのか気になりますよね。
今回はこのプラナリアの餌について調べてみました。
プラナリの餌の種類は?
プラナリアは雑食性の生き物です。
ですから、自然界では主に水の中に暮らしている昆虫。
つまり水生昆虫を口にして生活しています。
さらにエビの赤ちゃんである稚エビなどを好んで食べる傾向があるようです。
このことから、プラナリアが日々いろいろなものを食べて生活しているのがわかります。
プラナリアを飼育する場合は、冷凍アカムシやイトミミズ、川魚の切り身や、塩抜きしたシラスなどを用意するといいでしょう。
これらの物は人間側も簡単に用意することができます。
なかでも、冷凍アカムシやイトミミズは冷凍保存も可能なので、管理も簡単ですし衛生的です。
雑食性なので、いろいろな物を食べることができるプラナリアですが、彼らが生活していく中でもっとも大切なのが水質です。
水の質が悪くなってしまうと、プラナリアは生きていくことが難しくなります。
衛生面と水の温度は特に気を付けなければならない点です。
ですから、先に述べた餌を与える場合も、プラナリアが餌を食べるところを観察し、そして食べ残しはすみやかに回収するようにしてください。
餌の食べ残しが、プラナリアの生活している水槽などの中に残ってしまうと、あっという間に水質の悪化につながり、プラナリアが生きていくことが難しくなってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自分の知らない生き物が、何を食べているのか知ることで、その生き物の魅力を再発見することができます。
その知識が、その生き物達を適切な環境で生かすことができる、とても良いきっかけになるのは間違いありません。