カラフルで丈夫なアフリカンシクリッドは観賞魚としてとっても魅力的です。
しかし気が強くて飼育が難しいと思われがちですね。
種類によって飼育方法も若干異なります。
今回はアフリカンシクリッドの飼育法をくわしく解説しましょう。
アフリカンシクリッドの飼育に知っておきたいこと
水槽のメンテナンス
アフリカンシクリッドはよく遊泳するので、十分な空間を用意してあげましょう。
水槽の大きさは小型サイズだと30~45cm、中・大型用だと60cm以上が理想的です。
飼育には水槽のほかに、ろ過装置、底砂、サンゴ、ヒーター、サーモスタットを用意する必要があります。
水槽内は24~28℃に保つことがいいでしょう。
水換えは2~4週間に1回入れ換えます。
底砂は半年に1回、半分ずつ取りかえるとキレイに保てます。
水質は弱アルカリ性?
アフリカンシクリッドは種類によって好む水質が違ってきます。
水質をはかるためにpHメーターがあると便利です。
東アフリカや中央アフリカの湖が産地であれば、中性~弱アルカリ性の水質が一般的です。
西アフリカ産は河川魚が多いため、弱酸性~中性で大丈夫です。
餌はなにがおすすめ?
アフリカンシクリッドは食欲旺盛です。
生餌はイトミミズやアカムシ、ブラインシュリンプがおすすめです。
オキアミなどのドライ飼料や人工飼料にも食いつきがいいです。
餌は基本、朝と夕方の2回がベターですが、与えすぎは禁物です。
魚の健康や水槽の環境悪化につながってしまいます。
アフリカンシクリッドは混泳できるの?
気性が荒く縄張り意識が強いため、他の魚との混泳は難しいことが多いです。
種類によっては混泳に向いている魚もいるので、おだやかな性格の種類を選ぶようにしましょう。
水槽内に広いスペースと隠れ家を用意してあげるのがベターです。
まとめ
アフリカンシクリッドは水質さえ気をつけていれば丈夫に育ちます。
中性~弱アルカリ性を好む場合、水槽のpHを低めに設定すると慣れやすいです。
餌の量や混泳に選ぶ魚に注意して、広いスペースで泳がせてあげましょう。