タナゴは日本の湖や池、流れの緩やかな河川に生息しており、釣りに行ったら釣れた方もいるかもしれません。
またタナゴは水質や水温を慎重に管理する必要がないことから、観賞用の魚としても人気があります。
そんなタナゴについて、今回は飼育方法や寿命についてまとめました。
タナゴの飼育方法
タナゴの飼育は他の魚に比べれば比較的簡単だと言えます。
タナゴを購入する前にまず以下の物を準備しましょう。
- 水槽
- 水槽設備
- ろ過装置
- 水温調整
- エアレーション
- 水草
- 底砂
- 餌
水槽の立ち上げ方法
- まず水槽を購入したら、洗剤を使わずに洗いましょう。
- そして水槽を台に設置し、フィルターをセットします。
- 底砂を敷き、カルキ抜きをした水と水草をセットします。
- 10日ほどフィルターを使用すれば、立ち上げ終了です。
水換えは2週間に一度の目安で行ってください。
タナゴの混泳
タナゴはおとなしい性格のため混泳に向いています。
しかし大きい種類のタナゴは12cmほどの大きさがあるため、小さい魚と混泳させると誤って食べてしまう事があります。
混泳させるには同じサイズの魚がおすすめです。
また泳ぎの苦手な魚と混泳させると、タナゴは泳ぐのが上手なため、その魚は餌を食べれなくなってしまうので気を付けてください。
タナゴの餌
タナゴは金魚やメダカ用の人工飼料や赤虫を食べます。
1日2回ほど、食べきれる量を与えてください。
食べ残しがあると、水質が悪化するので注意してください。
タナゴの寿命
タナゴは比較的短命で、飼育下では4~5年ほどです。
飼育環境が良くても5年以上生きる事は難しいようです。
野性のタナゴは更に短命で2年ほどです。
まとめ
野性のタナゴの寿命は2年ほどですが、うまく飼育をすれば5年ほど生きる事ができます。
神経質に水質を気にする必要はありませんが、
水質や水温が悪化すると弱ってしまうので気を付けましょう。