熱帯魚のシクリッドは、確認されているだけでも、淡水魚・汽水魚の種類いて、約1300種類がいます。
このシクリッドの中には熱帯魚でも有名なティラピアやエンゼルフィッシュ等が居ます。
多くは熱帯魚としての観賞用として飼育されています。
では、このシクリッドを飼育する際にはヒーター等は必要なのでしょうか?
調べてみました。
シクリッドの飼育について
シクリッドの生息地は、中央アメリカから南アメリカとアフリカから中東・南アジアまでと熱帯気候を中心に広く分布しています。
シクリッドは、見た目の美しさとは違い、かなり獰猛な魚の為に、飼育するうえでは、シグリッド単体での飼育方法がいいです。
他の魚と一緒に飼育する場合にはシクリッドが攻撃を仕掛ける可能性が非常に高い為に、他の魚と一緒に飼育する場合には注意する必要性が高いです。
攻撃性の高さは縄張り意識が非常に高い為に、同種のシグリッドでも縄張りに入ってしまうと攻撃を受ける事があります。
単体で飼育するなら問題は無いですが、複数匹で飼育する場合には、縄張りの事も考えて、水槽内に入れる物の配置をしなければなりません。
シクリッドは飼育が非常に簡単と言われている熱帯魚です。
それは、シクリッド自体が丈夫な個体であり、かつ水質の変化にもかなり適応能力が高いからと言われています。
うまく飼育した場合には最大で20cmにもなる物も中にはいます。
また平均的寿命も10年とかなり熱帯魚の中では長寿の部類に入ります。
熱帯魚の中でも飼育しやすいシクリッドですが、熱帯魚の割には水温には注意が必要になります。
水温は23~26度が適温とされているので、ヒーターは必需品になりますが、水温が高いのが苦手なために、温度の管理だけはある程度、神経を使った方がいいでしょう。
シクリッドを飼育するにあたっては、シクリッド自体が丈夫な事と環境への適応能力が高い事から初心者でも飼育する事が可能です。
ではシクリッドを飼育するにあたっては、何が必要なのでしょうか?
シクリッドを飼育するに必要な道具
- 水槽
シクリッドは先ほども紹介しましたが、最大で20cmの大きさにも成長する為に最低でも60cm位の水槽が必要となります。
また複数頭を飼育する場合には、縄張り意識が高い魚な為に60cmの水槽では手狭になる為にそれ以上の大きさの水槽が必要となります。
- ろ過装置
- カルキ抜き
- 温度計
- 重みのある蓋(シクリッドが成長した時に飛び跳ねて水槽の外に飛び出さないためと考えてください)
- ヒーター
先ほど紹介したとおり、シクリッドの水の適温は23~26度程度です。
60cm位の水槽であれば、1台で良いですが、60cm以上になるとヒーターは2台必要になってきます。
ヒーターの温度管理は特に重要になるので、できればサーモスタッド機能が付いたヒーターを設置する方がいいでしょう。
最低23度を下回らない設定にしておけば問題は無いです。
また夏場は逆に暑さで水温が上昇傾向になってしまいます。
室内用クーラーを使用するだけでも問題は無い様ですが、それでも心配な方は水槽用クーラーを設置しサーモスタッドを取り付ける事で水温の必要以上の上昇を防ぐ事が可能になります。
まとめ
シクリッドの飼育にヒーターは必要なのかなどを紹介してきました。
基本的には、日本の気候では、シクリッドの生活環境の温度には適合はしない為にヒーターは必要となります。
但し、必要以上に温度を上げ過ぎない事も重要と言う事です。
熱帯魚と言っても様々な種類がいますので、それぞれの環境に合った水槽作りが必要と言う事になりますね。