オイカワの産卵を見たことはありますか?
オイカワをオスとメスで飼育している人は産卵したところを見たことがある人もいるかもしれません。
オイカワは、平瀬で水流が早く日当たりの良い場所を好んで生息し、キレイな水を好む魚に対してオイカワは汚れた水にも強いそうです。
そんなオイカワはどんなところで産卵を行うのでしょうか?
どのくらいの卵を産むのかも気になりますね!?
それでは、オイカワの産卵方法などについてご紹介します。
オイカワが産卵したときの飼育は!?
オイカワは5月~8月頃に繁殖期を迎え、オスは繁殖期には顔が黒く体は水色、お腹はピンク、尾びれ以外の各ヒレは赤に変色するそうです。
オイカワは何度か産卵を行いますが、飼育している場合産卵した後の環境が悪いと体の中に卵が残り産卵しないことがあるようです。
体の中に残った卵は加熱卵となりコイなどと同じように体内に吸収されます。
オイカワ1尾が産む卵は380粒と言われ、これを一度に産むのではなく何度かにわけて産卵するそうです。
産卵するときの水温は16度から30℃ほどと幅広く、1回の産卵数は10粒から数10つぶほどといわれています。
そのため、潜在的な産卵能力は3か月ほど保たれるそうです。
ところでオイカワはどこで産卵するのか気になりますね!
産卵する際は、水通しの良い浅瀬に集まり砂礫の中に水などをはじくほどの非粘着性の卵を産むようです。
産卵された卵は通常2日から8日ほどで孵化しますが、低水温だと孵化するまでに8日以上の日数を要する場合があるようです。
水温が20度から23度の場合は、3日ほどで孵化し産卵の水温幅が広いように孵化する水温も幅広く、17度から30度程度のようです。
しかし、30度となっていますが、25度以上の水温になると孵化ができなかったり、奇形が発生してしまいさらに33.5度になると急激に悪化してしまうようです。
適した水温は、19度から27度ほどと言われています。
飼育しているオイカワが産卵した場合にいは、水温を一定に保ってあげるようにしましょう。
まとめ
今回は、オイカワの産卵についてご紹介しました!
オイカワは5月から8月頃に繁殖期を迎えます。
1尾産む卵の数は380粒ほどと言われていますが、1度に全ての卵を産むのではなく何度かに分けて産卵するということが分かりました。
産卵してそのままでは孵化しない可能性があります!
それだけでなく奇形が発生してしまうかもしれません。
産卵し上手く孵化させてあげるのは、飼育している場合には水温を19度から27度に維持するといいそうです。