オイカワを漢字で書くと「追河」、「追川」と書くそうです。
名前の由来は「河で追い上げてとるから」だそうです。
コイ目コイ科に分類され、オイカワはジャコの代表的なもののようです。
日本や海外にも多く生息し観賞用、食用、釣魚とされています。
地域によって違いますが、天ぷら、唐揚げ、甘露煮などで食べるところがありとてもおいしい魚のようです。
そんなオイカワですが、婚姻色や追星というものを聞いたことはありますか?
今回は、オイカワの体に現れる婚姻色や追星についてご紹介します!
オイカワの体に現れる婚姻色と追星って何?
婚姻色って何か知っていますか?
繁殖期になると魚類や両生類、爬虫類などの一部の動物種に現れる体の色や斑紋のことだそうです。
通常と違ったものが体に現れることのことを言うそうです。
魚類に多く現れる事があり、体が派手になるそうです。
オイカワは多くのオスに婚姻色は見られ、婚姻色と同時に追星と言われるブツブツとした斑点が体に現れることがあるようです。
オイカワの婚姻色は青緑とピンクの鮮やかな色が現れるそうです。
繁殖期は、5月~8月で流れが緩やかな砂礫底に卵を産むと言われているのでそのころになれば婚姻色になったオイカワを見ることができるかもしれませんね!
追星も産卵期を中心に体に現れ淡水魚に多く見られるようです。
白色で瘤状の小さな突起物が体の表面に現れます。
追星はコイ科の魚に見られ、コイ科の近縁でもあるカトストマス科の魚、アユ、カジカのカマキリ、北米淡水魚のスズキ類などにも現れます。
追星はいろんなところに出現し、例えば吻端や目の周り、鰓蓋などの頭部、鱗、ひれなどがあります。
メスに現れることはほとんどなく、オスに現れることから婚姻色や追星を性別判断に使うこともあるようです。
追星には種類があり、真珠器と接触器の2つがあるそうです。
真珠器は表面が角質層で覆われた物、接触器は瘤状突起の中心に硬い骨質物を備えたもののことをいうそうです。
一般的に現れる追星は真珠器で、急流に住んでいるか急流で繁殖する淡水魚などに現れます。
真珠器はコイ科の魚に多く見られます。
その他には、サケ科の仲間、アユ科、キュウリウオ科、スズキ類などにも現れたという報告が上がっているそうです。
接触は、鱗や鰭の上に現れダツ科の仲間やメダカ類、カラシン類、カジカ科の魚類に多く見られるようです。
オイカワ
Opsariichthys platypus追い星ごっつい… pic.twitter.com/0sDjeswUQl
— せっきー@オイカワ狂い (@masouCyprinidae) 2018年4月13日
まとめ
今回は、オイカワの体に現れる婚姻色と追星についてご紹介しました!
オイカワの繁殖期になると普段は現れない青緑とピンクの鮮やかな色が体に現れるようです。
メスにはめったにありませんが、オスには現れるようです。
体に現れるのは婚姻色だけでなく同時にブツブツとした追星も現れるようです。
コイ科の魚だけでなく他の魚に現れるそうです。
魚の体が鮮やかになるというのは想像もつきませんね!
婚姻色や追星を見てみたといという人は、5月~8月頃の繁殖期に行ってみてはいかがでしょうか?