小さな温帯魚のラスボラエスペイを水槽内で飼う時は、水温、水質、餌等、必要最小限の基本は守らなければ、健康な状態で飼うことはできません。
その他にも守るべきものは多々ありますが、その一つに、水流があります。
魚が快適に暮らすことができる環境つくりは、水温、水質だけではありません。
水流にも気を配ってあげましょう。
ラスボラエスペイが快適に感じる水流とは?
初めて熱帯魚、温帯魚を飼う時には、水槽をはじめ、ヒーター、ろ過装置、餌、水草等、魚のために購入しなければならないものはたくさんありますが、水中ポンプもその一つになります。
水中ポンプには、水流をつくるだけでなく、ろ過装置への誘導、水中フィルターのモーターとしての利用等、様々なメリットがあります。
まず、水流をつくることについてですが、魚によっては水流がストレスになる場合があります。
また、水流が強すぎると、魚が水流に流れに沿って泳がなければならなくなり、体力低下、食欲不振等のデメリットを招く恐れもあり、扱いには十分に注意しなければなりません。
では、ラスボラ・エスペイの好む水流の強さについてですが、ラスボラエスペイは、大変に小さな温帯魚になります。
あまりにも強い水流はそれだけでストレスを感じてしまう恐れがあります。
水流をつくる時は、ラスボラエスペイの泳ぎを妨げない程度の弱い水流をつくることをおすすめします。
最初はどの程度の水流が快適なのか、分からない場合が多いと思います。
そんな時は、もっとも弱い水流から始めてみましょう。
2~3日様子を見て、問題ないようであれば、そのままに。
餌を食べる回数が減った、動きが緩慢になった等、何らかの異常を感じた時は、水流の流れを変えてみましょう。
吸水口等、一か所に集まる場合は、ラスボラエスペイにストレスがかかっている時になります。
まとめ
魚は、快適に暮らしている環境が変わることを恐れるタイプの生き物になります。
水槽の流れを変える時は、魚にストレスを与えないよう、慎重に行うことをおすすめします。