プラナリアは2つに切ってもその両方が再生し、最終的には2匹のプラナリアになる、というとても再生力の高い生き物です。
再生力の高い個体ならば、2つに切ったら2匹のプラナリアに、10個に切ったら10匹のプラナリアになるそうです。
そんなプラナリアの再生の限界はどれくらいなのでしょうか?
ここではプラナリアの再生の限界や寿命についてご紹介します。
プラナリアの再生には限界がある?
プラナリアの再生には限界があるようですが、プラナリアの種類によっても違い、さらには同じ種類でも個体によって再生力にかなりの違いがあるようです。
再生力が強いものは10個に切っても再生することができますが、弱いものでは2つに切っただけでも亡くなってしまう個体もいるようです。
プラナリアの再生実験では、プラナリアを100個に切り分け、それがきちんとプラナリアへと再生した、という記録もあるようです。
日本でよく見かけるプラナリアは2cmほどで、とても100個に切り分けることはできないと思うので、これは海外の大きな種類のプラナリアでの実験結果だと言われているようですが、とてもすごい再生力ですね。
ただ、つぶしてしまうと再生できず、亡くなってしまうそうです。
プラナリアの寿命は?
プラナリアは自分と同じ遺伝子を持つ個体を無性生殖で増やしていく生き物です。
自分のクローンを大量生産しているようなものなので、プラナリアには寿命がないと言われているようです。
ただ、良い環境では寿命が関係なく増殖していきますが、水が汚れていると溶けてしまうと言われており、捕食者に食べられることもあれば餓えて亡くなることもあります。
【プラナリア】
扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物の総称。
再生能力が著しく、前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口から頭部、後ろの切り口から尾部が再生される pic.twitter.com/LfTB3TUAux— ♆世界の謎♆ (@U_MA_MU) 2018年8月24日
まとめ
いかがでしたか?
ここではプラナリアの再生の限界や寿命についてご紹介しました。
プラナリアは個体によって再生力に違いがあるようです。
もしプラナリアの再生実験を考えている場合は、何匹かで行うのが良さそうですね。