あなたのグッピーは底砂に体をこすりつけていませんか？
このような状態が見られたら、白点病の可能性があります。
白点病は感染する病気ですので初期段階での対処が重要です。
今回はこの白点病に関してまとめてみました。
グッピーが底砂にこすりつける原因は？
グッピーが底砂に体をこすりつける原因に白点病という病気があります。
白点病はイクチオフチリウスという寄生虫が原因で発症します。
寄生したイクチオフチリウスはグッピーの体の中を動き周ることにより、グッピーは底砂に体をこすりつけ、痒がるような動作をします。
また体をこすりつけたことにより傷ができ、傷口から再感染する事があります。
末期の状態になると体に白い点が大量に表れ、表皮がめくれた状態になります。
水温が急激に低下したり、水質が悪化するとグッピーの免疫力が弱まり、病気にかかりやすくなります。
また新しく迎えたグッピーは病気を持っている可能性もあるため、トリートメントを行うことが重要です。
白点病の治療方法
白点病は感染する病気のため、病気を持っているグッピーは別の水槽に隔離しましょう。
治療方法に関しては下記を行いましょう。
水温を上げる
水温を28度～30度にあげると寄生虫の活動が鈍ります。
水温は徐々に上げていきましょう。
急な温度の上昇はグッピーを弱まらせる事になります。
塩分を加える
0.5％の塩を入れます。
寄生虫の細胞から水分を奪いとる効果が期待できます。
薬浴
白点病用の薬を加え薬浴します。
1週間ほど様子を見ましょう。
また薬を使用すると水草が枯れることがあるため、別の水槽に移しましょう。
まとめ
治りやすい白点病ですが病気が進行すると手遅れになる事があります。
水質や水温が管理できていないとグッピーが弱り、病気になりやすくなります。
水質を浄化してくれる薬などがあるので、病気の予防をするのに効果的です。
また病原菌を持ち込ませない事が肝心です。
外国産グッピーは国産グッピーに比べて病原体を持っている可能性が高いため、購入後はトリートメントを行うことをおすすめします。
