エラ病は初期症状が分かりづらいのでなかなか気づくことができず、治療が遅れてしまうと困難と言われています。

人間のように話すことができないので、私たちが責任をもってディスカスの異変に気付くことが大切です。

まずエラ病がどんな症状か紹介させて頂きます。

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ディスカスのエラ病とはどんな症状なのか?

エラ病とは名前の通り、エラに症状が出る病気です。

熱帯魚であればどの魚も掛かってしまいやすい症状の1つです。

カラムナリス菌という細菌や、クチロギルス、ギロダクチルスという寄生虫がエラの内部に寄生してしまい、エラの機能が悪くなり、体内に酸素を上手く取り込めなくなってしまうのです。

その為、エラがめくれたり、一部が白くなったりします。

呼吸も荒くなったりするのでディスカスをよく観察してください。

餌を吐き出すこともあります。

この症状は過密飼育などのストレスや、水質悪化が原因のことが多いです。

また、エラ病は暑い時期や寒い時期は関係なく発症するので注意が必要です。

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ディスカスがエラ病に!治療方法は?

エラ病を発症した場合は薬浴を行います。

エラが一部でも白ければ、血液が行き渡っておらず呼吸困難で酸欠状態を表しますのですぐに処置してください。

カラムナリス菌が原因の場合は、塩分に弱いという特徴があるので、この時に粗塩も薬と併用していれると治癒効果が上がると言われています。

カラムナリス菌に効くとされるグリーンFゴールドとニューグリーンFを規定量の半分と天然粗塩を大さじ1杯、水に溶かし薬浴してあげると効果的です。

寄生虫が原因の場合は、薬浴にはホルマリンを使用します。

水10Lに対してホルマリン1ccの割合で入れてください。

2時間から3時間位で薬浴完了となります。

ホルマリンはバクテリアも滅ぼしてしまいますので、薬浴は必ず別の水槽で行いましょう。

ただし、原因が特定できないため、最適な薬を選びにくいのが難点です。

まとめ

エラは、人間にとっての肺のような機能をしております。

人間も風邪をひいて鼻が詰まってしまうと呼吸ができなくなり辛くなるように、ディスカスもエラ病になると非常に辛いです。

水槽環境の管理方法を工夫してみたり、ディスカスを常に観察するだけでも違ってくると思うので、初期症状を見逃さないようにしましょう。

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