実はたくさんの種類があるといわれているベタですが、大きなヒレが特徴的で、お店でも小さな瓶などに入れられオシャレに販売されていますが、実は気性が荒く、混泳に向いていないという理由からそういった販売の仕方をしていることをご存知でしょうか?
このほかベタを飼育していると水槽に泡が出来るといわれています。
飼育し始めたばかりの方にとっては、この泡が何なのか分からず不安を仰いでしまいますよね。
そこで今回はベタを飼育する際に水槽に出来る泡について紹介します。
ベタの水槽に出来る泡は何の意味があるの?
ベタを飼育していると水槽内に小さな泡の集まりである泡巣が出来ます。
これはベタを飼育していることで自然に出来るものではありません。
この泡実はベタが作り出しているものだといわれています。
ベタが水面に口を出して空気を吸い込み、その空気を水槽内の住みの部分や浮草など、自分のお気に入りの場所に一粒ずつ泡を吐き出し巣のように作って行くのです。
ではこの泡巣はなんの意味があるのかといいますと、ベタは繁殖する際、メスが産み落とした卵をオスが自身の口にくわえて先ほど作った泡のところまで運び、卵を泡にくっつけるのです。
そして後々それが育ち稚魚が生まれるのです。
このことを知らなかったりするベタを飼育したての初心者飼い主さんは水質が悪化したと勘違いし泡を壊してしまうことが多いのです。
せっかくベタが作った泡を壊してしまうのはかわいそうです。
ですからこういった泡の意味や働きを知ることでベタに取って生活しやすい環境を整えてあげることも飼い主として大切な心得なのではないでしょうか。
ちなみにこの泡を作る作業と卵をくっつける作業は何とも健気でかわいいとも言われていますので、よく観察してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、ベタを飼育する際に水槽内に出来る泡について紹介しました。
まさか泡に卵をくっつけて育てるために泡を作っているということはベタを飼育した経験のない方にとっては目からうろこの情報だったのではないでしょうか。
こういった理由からも水槽内に泡がたくさんできたとしてもそれは水質悪化ではなく、繁殖活動に必要な作業ですので邪魔をせず見守ってあげましょう。