ある時ふと見たら、グッピーの背中、口、頭が白い。
こんな経験はありませんか。
もしかしたら、悪い病気ではと、不安に駆られていませんか。
白くなる病気について、情報を集めてみました。
グッピーの背中・口・頭が白い時に疑われる病気とは?
水槽の中にいるグッピーの背中や口、頭が白くなる病気には、白点病ほか、テトラヒメナ病、全身腐れ病、水カビ病等が考えられます。
主にメスがかかりやすいとされておりますが、確実な情報ではありません。
ちなみに、もっとも多いとされる白点病は、0.5ミリほどの小さな白い点が身体のあちこちに見られる病気になり、眼球、ヒレも白く濁る症状をもちます。
全身腐れ病については、その名称通り、身体の表面に白い粉がふいたようになり、動きが鈍くなる傾向にあります。
背中・口・頭が白いグッピーを発見した後の水槽対策は?
背中や口、頭が白いグッピーを見つけた時は、すぐさま、そのグッピーを捕獲し、ほかのグッピーに感染しないよう、別の水槽へ移動させましょう。
対策は、それからです。
水槽の中にほかの熱帯魚がいる場合は、感染していないかを確かめましょう。
続いて、水質チェックです。
水は汚れていませんか。
水温は適温ですか。
これらを確認したら、アンモニア濃度を確認します。
もし、アンモニア濃度が0.25mg/lを超えていたら、グッピーの背中、口、頭が白い原因は、そのアンモニアにあります。
急ぎ、水槽の水を交換し、二酸化塩素を使って、アンモニア濃度を下げることに集中しましょう。
また、最初に水槽に水を入れた時、活性炭等のアンモニアイオン吸着剤を使用されている人も多いと思いますが、実は、活性炭は、大気中のアンモニアには効果的ですが、水中のアンモニアには、それほどの効果はみられません。
より良い環境でグッピーを育てるには、活性炭にゼオライトをプラスしましょう。
アンモニア対策は、大気中、水中の両面から行うことで、更に強力なものになります。
まとめ
グッピーを病気にさせないためには、ろ過材にも気を配る必要があります。
水換えを増やしても水の汚れが気になる時は、食器用漂白剤を使って、ろ過材の塩素処理を行いましょう。
通常の漂白剤同様の使い方で問題ありません。
漬け込み、水洗いした後、十分に乾燥させて、元の位置に戻せば、処理完了です。