熱帯魚の飼育にコケはつきものですが、種類によって対策方法が異なります。
コケ自体悪いものではなく発生するのも自然なことですが、見た目や臭いの点からどうしても除去したいですよね。
コケはなぜ生えるのでしょうか?
シクリッド特有の、コケ対策とはどのようなものでしょうか?
調べてみました。
シクリッドの水槽にコケが発生する原因と対策
とくにアフリカンシクリッドは中性~弱アルカリ性を好む魚が多く、水槽のpH値が弱アルカリ性よりだとコケはより発生しやすくなります。
コケがはえる原因の一つは、魚の糞から発生するアンモニアや餌の食べ残しです。
そのため、魚や餌の量が多ければ多いほどコケも増えます。
また部屋の照明もコケを成長させることに繋がります。
そこでまずは水槽内の魚と餌の量を少なくし、照明時間を短くすることがコケ防止になります。
水槽の水をこまめに変えたり、フィルターをろ過能力の高いものしたりすることも友好的です。
コケが大量に発生してしまった場合、コケ取りグッズを使い地道に掃除することは大切です。
ただし手間がかかるため、コケ取りをしてくれる生物にまかせる方法もあります。
このとき、シクリッドにあった生物選びが重要になってきますので気をつけましょう。
プレコはコケ取りをしてくれますが、 シクリッドが攻撃してしまうことがあります。
水質についてもアフリカンシクリッドが中性~アルカリ性を好むのに対し、プレコは弱酸性~中性を好む種類が多いため相性がよくありません。
ヤマトヌエビなども有名ですが、これもシクリッドが餌と勘違いしてしまう恐れがあります。
とくにエンジェルフィッシュはエビを好むので、すぐに食べられてしまいます。
生物を使ってのコケ対策には貝類が効果的といえます。
石巻貝やカノコガイなど、コケ取り能力に優れている種類をチョイスすると効果的です。
まとめ
シグリッドのいる水槽にコケが大量に生えてしまったときの対策についてまとめました!
魚や餌、照明時間を調整してあらかじめ防止し、ひどい時は貝類を使うと掃除の負担が減るようになります。