普段からグッピーを大切に飼育していても、グッピーに不調が表れたり、何かの病気にかかってしまうことがあります。
もちろん病気にならないように予防することが大切ですが、それでもグッピーに不調や病気が表れたら、治療してあげなければなりません。
そのときの治療方法ですが、熱帯魚の治療方法は薬浴という水槽内に治療薬を入れる方法になります。
ですが、熱帯魚の病気でもさまざまな種類があるので、飼育しているグッピーをよく観察して、どのような症状なのかを判断して、薬浴をしましょう。
今回はその薬浴を正しく行うためにも、薬浴について詳しく紹介していきます。
グッピーの正しい薬浴の方法とは?
薬浴の基本は、薬浴用の水槽を用意して、対象となるグッピーを薬浴用の水槽に移してから薬浴の治療を始めます。
そして、薬浴の治療を始めるとすぐに症状が軽くなったり、治っているように見えて、効果をすぐに感じることがありますが、だからといって薬浴を止めてしまうのはよくありません。
なぜならば、グッピーの病気の原因といえる菌がすぐ簡単に消えることがないからです。
最低でも1週間は薬浴を続けましょう。
また、薬浴を行う際に使用する薬品によっては、日光を遮断しなければならないので、注意する必要があります。
そして、グッピーを早く治療してあげたいからといって、薬品を多く入れても早く治るものではないので、薬浴をするときは使用する薬品の規定量を必ず守りましょう。
薬浴をするときに、グッピーの病気の種類によって水温を上げることで、薬浴の効果が上がる場合があります。
もし、水温をあげるときは半日ぐらいをかけて少しづつ水温をあげましょう。
グッピーが薬浴しているときの餌はどうすればいいの?
症状が悪化したグッピーは、ほとんど餌を食べることがありません。
ですが、薬浴していると病状が良くなり餌を食べるようになります。
薬浴中は餌を与えず絶食させた方がいいと聞きますが、絶食させているとグッピーの体力が消耗し、薬浴してもなかなか治らないことがあります。
なので、薬浴をしていても餌を与えるようにしましょう。
ですが、注意しなければならないのが、餌の与える量になります。
与える量は普段より少なめに餌を与えましょう。
そして、グッピーが食べ残した餌は早く取り除いて下さい。
薬浴中のグッピーの餌の食べ方は、薬浴の効果を知る重要なポイントになるので、しっかりと観察しましょう。
まとめ
今回は薬浴の方法や、薬浴中の餌の与え方について知ることができました。
薬浴の方法を間違って行ってしまうと、グッピーの症状が良くならないので、薬浴の方法や餌の量をしっかりと守って、グッピーを病気から取り除いてあげましょう。
そして、薬浴中も大切なグッピーを観察してあげることが、大切なことだと思います。