ちょっと見ない間に水槽にプラナリアが発生して大繁殖していた、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
プラナリアの駆除は難しく、根気よく続けないと根絶することは難しいと言われています。
プラナリアが発生した水槽はリセットしなければならないこともあるようですよ。
ここではプラナリアが発生した水槽のリセット方法についてご紹介します。
プラナリアが発生した水槽のリセット方法は?
プラナリアが発生した水槽をリセットするには、「薬品系殺菌」「熱湯殺菌」「塩殺菌」「乾燥殺菌」などがあるようです。
どのリセット方法も飼育している魚などを別の水槽に移し変えて行う必要があります。
それぞれのリセット方法をご紹介します。
薬品系殺菌でリセット
魚病薬品のメチレンブルーや、日常の生活で使われる漂白剤やオキシドール、イソジンなどを使って殺菌し、リセットする方法です。
漂白剤などは価格も安く、水槽やフィルター、砂利などの消毒がお手軽にできます。
ただ、漂白剤などはすすぎ残しがあると、飼育している魚などに悪影響が出てしまうので、注意が必要です。
熱湯殺菌でリセット
こちらは水槽自体を殺菌するのにはあまり向いていないようです。
ガラスの水槽は40度以上のお湯を入れると劣化が進んでしまうようなので、水槽以外の砂利などを殺菌するときに行います。
リセット方法は熱湯を入れても大丈夫な容器に、砂利やフィルターなど殺菌したいものを入れ、熱湯を注ぎます。
特に砂利などは思っている以上に熱を奪うので、熱めに調節し、熱湯を入れた後に棒などでしっかりとかき混ぜると効果的なようです。
塩殺菌でリセット
プラナリアは淡水に生息する生き物なので、過剰な塩分にはとても弱いようです。
方法は水の入った水槽内に塩を大量に投入します。
塩で殺菌が終わったら、水槽内をすすいで終わりです。
塩なので多少すすぎ残しがあっても問題ないようです。
乾燥殺菌でリセット
水槽内のものを全て取り出し、水槽とともに天日干しする方法です。
時間をかけてしっかりと乾燥させましょう。
夏場などは条件が揃えば安く安全に行える方法になりますね。
まとめ
いかがでしたか?
ここではプラナリアが発生した水槽のリセット方法についてご紹介しました。
プラナリアは気が付くとどこからともなく発生する厄介な生き物です。
魚などに害はなくても、やはり見た目が気になりますよね。
リセットは水槽の中の魚に負担がかかることが多いので、なるべくなら最後の手段にしたいですね。