グッピーがかかりやすい病気の1つとして挙げられるのが、尾ぐされ病になります。
水質管理をしっかりと行い、餌による栄養管理を適切に行っていれば、尾ぐされ病を発症することはありません。
ですが、水質が悪くなり菌が繁殖してしまい、グッピーの飼育を怠ってしまうと尾ぐされ病に感染してしまうことがあります。
尾ぐされ病は伝染病のため、早期に発見し、治療をすることがとても重要になります。
今回は尾ぐされ病を早期発見するためにも、尾ぐされ病について紹介したいと思います。
グッピーの尾ぐされ病の原因は何?
グッピーの尾ぐされ病の原因は水槽内に存在している菌、カラムナリス菌になります。
カラムナリス菌が水槽内にいるからといって、必ず感染して尾ぐされ病になるというわけではありません。
水質もよく、グッピーの体調が良ければ、グッピーはカラムナリス菌を跳ね返すことができます。
尾ぐされ病の原因の多くは、グッピーのストレスからの体調不良やケガなどによりできた傷により、弱っている部分からカラムナリス菌が侵入し感染し、尾ぐされ病を発症してしまいます。
それ以外にも、水温の急激な変化や水質の悪化が原因でも発症します。
グッピーの尾ぐされ病の症状は?
尾ぐされ病の原因であるカラムナリス菌は、感染力がとても強い菌になります。
なので、尾ぐされ病の症状を知って早期発見が重要です。
尾ぐされ病の症状は、まずグッピーの元気が無くなり、ヒレの先端が白くなりボロボロになり、充血を起こします。
最悪、尾ぐされ病の症状が進行してしまうと、ヒレが溶けてヒレの骨組みまで溶けてしまいます。
なので、日頃からグッピーの様子を観察して、尾ぐされ病の疑いがあったら、早期に治療してあげましょう。
グッピーの尾ぐされ病の治療方法は?
もし、尾ぐされ病に感染していることがわかったら、早期の治療を行いましょう。
まずは尾ぐされ病の疑いのあるグッピーを隔離します。
治療方法は、抗菌剤の薬浴で治療します。
その時に食塩水を入れると尾ぐされ病の治療の効果が上がります。
塩の量ですが、水1リットルに対して天然の塩を約5グラム入れます。
そして、グッピーを5日間ほど絶食させて薬浴している間はエアレーションを行ってください。
まとめ
尾ぐされ病は早期発見が重要だということがわかりました。
なので、毎日少しの時間でもいいのでグッピーを観察しましょう。
その観察によっての早期発見が、グッピーが健康に過ごせる重要なポイントになるでしょう。