グッピーは熱帯魚の中でも飼いやすく、初心者にも人気があります。
しかしそんなグッピーでも色彩変異を起こし、「アルビノ」とよばれる個体が産まれる場合があります。
「アルビノ」はメラニンとよばれる色素がなく、体は白くなり、赤い目を持っているのが特徴的です。
グッピーだけに限らず、他の熱帯魚や爬虫類、鳥類、哺乳類にも見られます。
今回はグッピーの「アルビノ」についての特徴を調べてみました。
「アルビノ」のグッピーが産まれる確率は?
「アルビノ」は劣性遺伝のため、産まれる確率はとても低くなります。
アルビノ同士で交配させた場合、確率は高くなりますが、奇形や体の小さいグッピーが産まれやすくなります。
そのため普通種のグッピーと交配させたほうが、元気なグッピーは産まれますが、「アルビノ」のグッピーが産まれる確率は低くなります。
「アルビノ」のグッピーの目は弱い?
「アルビノ」のグッピーは目が弱いと言われています。
その原因の一つは、通常アルビノの目は赤く、目に黒い色素がないため見えにくくなっているそうです。
しかし「アルビノ」だからといって、餌に気ずかず遅れるという事は少ないようです。
「アルビノ」のグッピーの価格
グッピーの種類によって価格が大きく変わってきます。
その原因は「固定」されているかどうかで大きく変わってきます。
「固定」とは突然変異同士を掛け合わせて繁殖させる際、その特徴を持った個体を安定して生み出す事を言います。
アルビノは突然変異のため自然界ではごくわずかなため、この「固定」が重要になります。
「固定」に成功したアルビノ種は生産が増え、価格も安定します。
しかし「固定」されていないアルビノ種は希少なため高額になります。
まとめ
グッピーの種類によっては固定されている個体もいて、固定されていないグッピーに比べて安く購入する事ができます。
白い体に赤い目はとても美しく、観賞魚として楽しめること間違いありません。