水槽のアロワナが今日はじっとして動かない…。
つい数日前までは調子も良くて餌食いも良かったのに。
よく見ると白い点々が、病気なのかもしれない。
心配になりますし、最悪の事態になれば悔やんでも悔やみきれませんよね。
こういう時に困らないように、簡単に白点が出た時の病気についてまとめました。
アロワナの調子が悪い時に白い斑点が!この病気かも!?
白点病
アロワナに限らず、魚であればどのような種類でもかかる病気が「白点病」でしょう。
体に白い斑点ができ、次第に広がっていき最終的には悲しい結果になってしまいます。
斑点が出る以外に、体を擦り付ける仕草が見られますが、これで余計に体表に傷が付き良くありません。
病原虫となるウオノカイセンチュウは高温では繁殖が出来ないため、水温は30℃以上の設定で。
同時に薬浴(メチレンブルーかニューグリーンF)を1~2回行い様子を見ます。
尾ぐされ病
もう一つ白い斑点が出る病気として、カラムナリス病(尾ぐされ病)があります。
カラムナリス病はカラムナリス病菌という水槽に常に存在する菌が原因で、水質の悪化や水槽内のバランスが崩れた時や魚の抵抗力が落ちた時に感染して発病します。
ヒレが溶けかかっているような白っぽい感じになっていたら発症のサインです。
この病気は進行が早いので早急の対応を!!
病気が進行すると治療が困難になりますので、発病サインを見逃さないことが大切です。
こちらも薬浴をしていくことになりますが、アロワナをはじめとする古代魚は薬に弱いですので注意して行う必要があります。
同時に水槽内の水を半分ほど交換して、水質の安定と改善を目指します。
カラムナリス菌は感染力が高いため、他の水槽に感染しないように器具等はきちんと洗浄しましょう。
まとめ
アロワナがかかりやすい病気のほとんどは、水質悪化とストレスが原因です。
安定した飼育環境を整えることと、日々のチェックで病気を防ぐことができますので気をつけてあげましょう。
白い斑点を早く見つければ、それだけアロワナにかかる負担を軽減できます。