ゴールデンハニードワーフグラミーという熱帯魚をご存じでしょうか。
ハニードワーフグラミーの改良種で、より黄色が綺麗に発色したとてもかわいらしい魚です。
気性の荒いこともあるグラミー種のなかでは珍しく、非常に温厚な性格で飼育しやすいということで人気の高い熱帯魚です。かわいらしい見た目と温厚な性格で人気の高いゴールデンハニードワーフグラミー。
育てたいという方の中には、繁殖させて長く一緒に過ごしたい、というような方も少なくは無いでしょう。
なので今回は、稚魚を育てるときに重要になってくるサテライト飼育について詳しく書きたいと思います。
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚のサテライト飼育
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚を飼育する際には、産卵直後に卵を別の水槽に移し替えた方が良い、ということはよく言われます。
その理由は、卵の世話をするオスが少し目を離した隙に、メスが食べに来てしまうことがあるからです。
ゴールデンハニードワーフグラミーは子育てをオスがするので、そのようなことが起こってしまうんですね。
そんなときにサテライト水槽が使えるわけです。
移し替えた後に使うだけですので、そんなに大きなものでも無くても大丈夫です。
オスも移し替えるべきか、という疑問があるかもしれませんが、ゴールデンハニードワーフグラミーは環境の変化に弱いのであまりおすすめしません。
水槽の他にスポンジタイプのフィルター、ヒーター、フロッグピットなどをそろえておくと良いでしょう。
稚魚の育成に必要な餌は?
ゴールデンハニードワーフグラミーの卵はすごく小さいです。
その理由は、次の日には孵化してしまうからです。
卵自体にあまり栄養が入らないと言うことですね。
ですので、孵ったあとには餌が必要になってきます。
餌としてメジャーなものはブラインシュリンプですが、少し高価なので用意するのが難しい、という人もいるかもしれません。
そういうときには、PSBという水質栄養浄化細菌でも代用が可能です。
500円ほどで買えますし、スポイトで数滴垂らすだけで良いので手軽です。
まとめ
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚を育てる際にはサテライトの水槽を用意しておいた方がいいようです。
ゴールデンハニードワーフグラミーにとって過ごしやすい環境を整えてあげることが、長く一緒に過ごすコツになるでしょう。