綺麗な黄色が特徴的なゴールデンハニードワーフグラミー。
ドワーフ、と聞くと、森の精のようなものを想像する方も多いかもしれませんが、その名前にぴったりな熱帯魚です。
「ドワーフ」というのは、動植物の名前についたときには「小さい」というような意味を持つ言葉です。
なので、その名の通り、サイズも4cm程度と小さく、愛らしい見た目をしているので、人気の高い熱帯魚の一種となっています。
また、性格的にも温厚であるため、注意点をある程度守れば手軽に育てることができると言うことでも人気を博している熱帯魚です。
そんなゴールデンハニードワーフグラミーですが、繁殖させる場合にはどんな注意点があるのでしょうか。
やっぱり可愛い熱帯魚ですから、自分で繁殖させて長い間一緒に過ごしたい、と思われる方も多いようです。
ですので、今回は繁殖させる際に肝になってくる稚魚の育成方法について見ていきたいと思います。
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚育成の注意点①
まずは環境作りの注意点から。
用意するのは小型水槽とスポンジタイプのフィルター、ライト、ヒーター、そしてアマゾンフロッグピットです。
アマゾンフロッグピットは水草なのですが、水質の悪化などを防いでくれるので必要になってきます。
ゴールデンハニードワーフグラミーは元々強い水流を好みません。
ですので、フィルターはスポンジタイプのものを使いましょう。
また、外掛けのものだと吸込み口にひっついてしまうことがあるので注意が必要になります。
もし外掛けのものを使う際には吸込み口はストッキングなどでカバーしておくと良いでしょう。
先ほど取り上げたアマゾンフロッグピットなどを掃出し口近くにおいておくと、水流が抑制されるので一石二鳥です。
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚育成の注意点②
餌選びにも注意が必要です。
孵化したてのゴールデンハニードワーフグラミーは肉眼で見るのも大変なほど小さいサイズです。
ですので、普通の餌では食べることもできません。
最適なのはブラインシュリンプというものなのですが、結構値が張るのでそろえるのが難しいと言うこともあります。
そういうときにはPSBという水質栄養浄化細菌というものを使うと良いでしょう。
これは栄養も含まれているので、稚魚でも簡単に栄養を補給することができます。
今朝の水槽。
稚魚たちのご飯はPSB#ゴールデンハニードワーフグラミー pic.twitter.com/o0bFbzaRTO— Ham (@HamstarMelon) 2016年12月7日
まとめ
ゴールデンハニードワーフグラミーも育てやすいと言っても繊細な生き物です。
ちゃんと生活しやすい環境を整えてあげることが大切になるわけですね。