体と膨らませとげとげの針で覆われた、独特の見た目だがなんともいえない愛嬌のあるハリセンボン。

興味を持たれる方が最近増加傾向にあるそうです!

熱帯魚なので、他の美しい魚と一緒に飼育したい…と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そのお気持ちは大いにわかるのですが、ちょっと待ってください!

人間同士でも相性があるのと同じく、魚類も動物だから相性が存在するはず。

もしかしたら、混泳できない種類だって存在するかもしれません。

今回はハリセンボンと混泳できる魚の種類について解説していきたいと思います。

参考にしていただければ幸いです。

ハリセンボン 飼育 混泳

ハリセンボンと混泳飼育できる魚の種類とは!?

冒頭でも述べた通り、混泳させる前に可能かどうか知っておく必要が十分あります。

まずは、ハリセンボンの特徴についてです。

ハリセンボンはとっても肉食性です。

甲殻類は小魚など、食べられそうなのは全部食べる傾向にあります。

ウニも大好きです(殻ごと食べるんだとか)。

丈夫で殻でさえ噛みちぎる歯を持っています。

すごく気が強く、荒い気質であることは間違いありません。

そこで下記の2パターンで考えていきましょう!

  1. 同種やフグなどの類似の仲間との混泳
  2. まったく異種の魚やサンゴなどの混泳

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同種やフグなどの類似の仲間との混泳についてですが、同種であることもあるのか食べることはしません。

しかし、平和気質でないからかいたずらやちょっかいを出すなどおとなしくはないのです。

いじめたりすることもあるそうなので、こまめな観察やチェックが必要不可欠です。

まったく異種の魚やサンゴなどの混泳については、危険だといえます。

食べられそうな魚は全て口にしてしまうのがハリセンボン。

混泳はNGだということがわかりますね。

自分より大きな魚を食べることはしないようですが、小さいとなると最高の餌となってしまい、混泳どころかサバイバルな空間になることが予想できます。

単独での飼育をしていただくようにお願いします。

もちろん大好きな甲殻類やウニは厳禁です。

例外としてヤッコという熱帯魚は大丈夫だという声もあります。

逆にハリセンボンがヤッコのいじめ対象になることがあるそうです。

どっちにしろ、混泳はおすすめできませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

水槽の中で何種類も飼育してみたいかもしれませんが、NGであることがほとんどである結果でした。

人懐っこい性格のハリセンボンですが、水槽の中では厄介な魚です。

小さな体なのに、なかなか凶暴で侮れない存在ですね。

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