コリドラスの繁殖は、オスとメスの数をそろえることから始まります。
しかし、ペットショップで飼うときや繁殖水槽に移すときなど、オスとメスの違いが分からないと困ってしまいますよね。
そこで今回は、コリドラスのオスとメスの違いや、見分け方について紹介します。
コリドラスのオスとメスの違いと見分け方
コリドラスのオスとメスを見分けるには、お腹の大きさを見ます。
メスはお腹の横側がふっくらとしていて、少し太っています。
オスはメスに比べてシュッとしています。
ぽっちゃりしているのがメスで、やせているのがオスです。
お腹に付いているヒレでも見分けることができます。
メスはお腹に付いているヒレが丸く、うちわのような形をしています。
オスはヒレが細くとがっていて、平行四辺形や三角形のような形をしています。
しかし、ヒレの特徴は生後1年半~2年ほど経たないとはっきりと出てこないので、判断は難しいです。
また、体の大きさも違います。
オスよりメスの方が一回りほど大きいので、入荷した時期が同じなら、大きめの子と小さめの子を選ぶと、オスとメスがそろう可能性が高まります。
体の横幅はメスの方がオスよりも1.5倍ほど大きいです。
オスとメスの判断を行うときは、プラケースに入れてのぞきます。
ヒレを見るときは下から、体の横幅を見るときは上から見るといいでしょう。
他の個体と見比べながら行うと、判断しやすいです。
コリドラスが小さいうちはオスメスの判断が難しいので、最初は同じ水槽で複数匹飼育するのがオススメです。
オスっぽいものと、メスっぽいものを2匹ほど購入し、飼育するといいでしょう。
このとき、オスを少し多めにしておくと産卵しやすくなります。
見分けるのが難しいときは、ショップの店員さんに聞くと教えてくれることがあります。
しかし、ブリードのコリドラスは成長する前に産卵することも多いので、判断が難しいです。
そのため、追いかけっこで判断する方法が確実です。
追いかけているのがオス、追いかけられているのがメスです。
まとめ
今回はコリドラスのオスとメスの違いと、見分け方について紹介しました。
初めのうちは見分けるのが難しいですが、慣れてくると水槽を見ただけで判断することができますよ。