熱帯魚はキラキラした水槽内でヒラヒラと泳ぐ、人間にとって癒しになるペットですよね。

そんな熱帯魚の中でも大人気なのが『カクレクマノミ』です。

映画などにもなってその可愛さはお墨付きなカクレクマノミの繁殖(ペア)について今回は考えていきたいと思います。

カクレクマノミ ペア 作り方

カクレクマノミのペアの作り方は?

熱帯魚を飼育する中で、実はこのペアリングこそ一番の関門なのです。

カクレクマノミも人間と同様、お互いの相性が合ってペアになります。

つまり結婚するんですね。

飼い主がわざわざオスとメスのペアで購入したとしてもそのペアが必ずしもが相性が良い、結婚すると言うことはないのです。

カクレクマノミの中には喧嘩をしてお互いに相性が合わないと目に見えてわかるペアもいればただ喧嘩をしないと言うだけのお友達関係を築くこともできてしまうのです。

飼育している言葉を言わないカクレクマノミがペアとなるのかどうかを飼い主として見分けてあげる必要があるので関門と呼ばれているのです。

では上手なペアの作り方はどうしたら良いのでしょうか?

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まずは5~6匹の同じ種類の大小様々のカクレクマノミを水槽内に入れましょう。

ペアリングを目的とした数匹を選ぶ場合はショップの店員さんなどに良さそうな個体を一緒に探してもらう方が良いかと思います。

数匹の中から個体同士が相性の良いものを探すことができるので初めからオスメス2匹だけを水槽に入れるよりもペアリングに成功する確率が高くなります。

他の種類のお魚が同じ水槽内にいるのは良いのですが、カクレクマノミはペアリングを目的としたその種類だけにしましょう。

激しい喧嘩をする原因になってしまいます。

そして数匹を水槽内に入れたら今度はイソギンチャクを入れましょう。

なせイソギンチャクを入れるのでしょうか?

実はイソギンチャクはカクレクマノミにとっての喧嘩の要因なのです。

ではどうして喧嘩をさせるのでしょうか?

イソギンチャクはいわばカクレクマノミ達にとっての『愛の巣』。

まずは数匹のカクレクマノミのうち2匹ほどがそのイソギンチャクを独占します。

そしてペアとなる相手以外の侵入をその2匹が阻止するため、喧嘩が始まるのです。

つまり相性が合うペアが成立していると言うことになるのです。

これらの事を行っても残念ながらペア不成立と言う結果になる場合もありますので、気長に行うつもりでいるほうが良いと思います!

まとめ

今回はカクレクマノミのペアの作り方を考えてきました。

オスとメスの2匹を入れたからと言って必ずしもペアが成立するわけではなく、カクレクマノミも人間同様、相性が大切であることが分かりましたね。

気長に行ってカクレクマノミにとっても良い環境で繁殖させてあげられたら良いですね。

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