ミナミヌマエビのメスはまるで忍者のように変身します。
環境の変化によって体色も変化させます。
緑や黒や赤と様々な色になりますが、ミナミヌマエビが赤くなっていると体調が悪いというサインかもしれませんから注意して見ておきましょう。毎日観察することが大切です。
ミナミヌマエビは成長途中で脱皮しますが、水質の変化でも脱皮します。
脱皮した後の殻はそのままでいいのでしょうか?
ご紹介しましょう。
ミナミヌマエビが脱皮した!?殻は放置で良いの?
ミナミヌマエビは何度も脱皮を繰り返しながら成長します。
そのたびに抜け殻が出ますが、この殻の処理はどうしたらいいのでしょうか?
脱皮した後のミナミヌマエビの殻は水槽内に放置したままで大丈夫です。
ミナミヌマエビや微生物が抜け殻を食べてくれます。
エビの殻にはカルシウムが含まれており、ミナミヌマエビの成長や脱皮にはカルシウムが必要です。
抜け殻を食べることでカルシウム不足を補えますし、脱皮がうまく出来ない脱皮不全を防ぐことができますから一石二鳥ですね。
これでも脱皮がうまく出来ないようでしたら、サンゴ砂と貝殻を水槽に少し入れてあげることでカルシウムが水に溶けます。
そうすることでカルシウムを補給出来ます。
ミナミヌマエビだけでなく、ヤマトヌマエビも脱皮した殻を残しておくと勝手に食べてくれます。
その都度除去する必要がありませんから助かりますね。
ミナミヌマエビの脱け殻、、😳 pic.twitter.com/NDFbiGLIVe
— aquay (@aquaynet) 2016年2月23日
まとめ
このようにミナミヌマエビが脱皮した後に残した抜け殻についておわかりいただけたかと思います。
放置することでミナミヌマエビが食べてくれるので水槽を手入れする手間も省けます。
抜け殻を食べることでカルシウムを吸収出来て脱皮不全を防ぐことが出来るのです。
脱皮不全になると亡くなることがあるので注意してあげましょう。
また脱皮がうまくいかないからと手伝ってあげるのは危険ですからやめましょう。
殻が柔らかくなっていますから返ってダメージを与えてしまいます。