ミナミヌマエビを飼育している人は、一度は水槽の中で育ててみたいと思っている水草がウィローモスです。
南米ウィローモスという水草はジャングルのように流木にくっついて大きく育ち見た目のインパクトは強いそうです。
水槽に入れるとみるみるうちに成長し、ペットショップやホームセンターなどで安く購入できることから人気のようです。
今回は、そんなウィローモスをミナミヌマエビの食害から守る対策方法をご紹介します。
ミナミヌマエビが水草であるウィローモスを食べるってホント?!
よくミナミヌマエビは水草を食べると言われていますが、実際のところウィローモスを食べているのではなくウィローモスに付いた苔や微生物を食べているようです。
水草は柔らかいものがほとんどですが、ウィローモスはゴワゴワしていてそこまで柔らかい水草ではないので、ミナミヌマエビはウィローモスを食べてしまうことはありません。
ミナミヌマエビではなくヤマトヌマエビなどの体が大きいものになると食べてしまうこともあるようです。
もし、ミナミヌマエビがウィローモスを食べてしまったとしてもウィローモスの成長スピードはとても早く、照明やろ過フィルターなどしっかりとした飼育環境であればミナミヌマエビに食べつくされる前に成長してくれます。
ウィローモスをミナミヌマエビの食害から守るためには?
万が一ウィローモスを食べている様子があれば、食害から守るために対策する必要があります。
- 代わりの餌を準備する
水草を食べるという事は餌が十分に足りていないかもしれません。
餌をたっぷりと与えていれば水草を食べなくなる可能性があります。
代わりの餌は、エビ専用フード、生餌、熱帯魚用の餌があり、ミナミヌマエビにあった餌を与えることをおすすめします!
- 水草の量を増やしてみる
意外ですが、ウィローモスの量を増やしてみるのも食害を防げるかもしれません。
ウィローモスは水槽の中に入れれば、グングン成長するのでミナミヌマエビに食べつくされる前に育ちます。
水槽の空いている部分に水草を増やしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
ウィローモスは、ゴワゴワしているためミナミヌマエビは好んで食べる事はないそうです。
ウィローモスについている苔や微生物を食べています。
食べないとはいいますが、絶対ではないのでウィローモスを食べている様子があれば対策する必要があります。
代わりの餌を与えたり、水草を増やすといった対策方法がありますが、ウィローモスは成長スピードがとても早いので水草の量を増やすだけでも対策になるかもしれません。