オトシンクルスの餌としてきゅうりやほうれん草などの葉野菜を与えることができますが、個体によっては昆布でもちゃんと食べてくれるようです。
ただ、心配なのは水質です。
葉野菜などと同じで水が汚れる心配はないのでしょうか。
この記事では、オトシンクルスの昆布の与え方や水質について紹介します。
オトシンクルスの昆布の与え方
オトシンクルスに与える昆布は、料理のダシなどに使う昆布です。
スーパーなどに行くと売っています。
昆布を与えるメリットとしては、人工餌に馴染んでくれない個体でも昆布なら食べてくれる場合があります。
昆布の与え方は、まず、鍋などで3分~5分ほど昆布を茹でます。
茹で上がった昆布を冷ましたら水槽に入れます。
冷ました昆布そのままの状態で水槽に入れてもいいですが、水槽内のキスゴムに昆布を巻いて差し込んでおくのもおすすめです。
もしくは、昆布を丸めて糸でしばって水底に置いておいてもいいかもしれません。
この場合は、オトシンクルスが中に入って、家にしている可能性もあるので取り出す時には注意しましょう。
昆布は、茹でずにそのまま水槽に投入してもいいですが、茹でないと昆布の表面がやわらかくなるまで時間がかかるかもしれません。
昆布の食いつきは、コケに飛びつくような食いつきとはいきませんが、半日ほど様子を見ると餌と判断して、昆布を懸命に舐める個体もいるようです。
ただ、食いつてもしばらくすると食べなくなったり見向きをしない個体もいます。
昆布を入れた場合の水質
オトシンクルスは、葉野菜なども食べるのできゅうりなどを餌にできますが心配なのが水質です。
きゅうりなどの野菜は、腐ったりするので2日程度を限度にして、食べ残したものは水槽から取り除く必要があります。
でも、昆布の場合は、あまり水を汚さないので長期間入れておいても水質にはあまり問題がありません。
昆布の交換時期は、表面が白くなったタイミングで取り出すのがいいかもしれません。
まとめ
昆布を選ぶときに柔らかいタイプのものを選ぶと溶けてしまう場合もあるので注意しましょう。
では、この記事のポイントを再度おさらいしましょう。
- ダシ用の昆布を用意する
- 鍋で似てから丸めてキスゴムに差し込むか水底に沈める
- 昆布を投入して半日ほどは様子を見てみる
- 個体によっては見向きもしないことも
- 昆布はあまり水を汚さない
昆布には、多少でも塩が入っているともいわれるので成分表示などをよく確認してください。