ポリプテルス・ラプエンは、ポリプテルスのなかでも人気のラプラディとエンドリケリーのハイブリッド種です。
姿をみると一瞬、ラプラディなの?
エンドリケリー?
と少し混乱してしまう方もいるはずです。
両方の種類の良いところを持ち合わせている、とてもユニークな魚です。
今回はポリプテルス・ラプエンの飼育方法で気をつけたいことをいくつか紹介していきます。
ポリプテルス・ラプエンの飼育はどうしたらいい?
まずはラプエンの特徴からみていきましょう。
最初に触れたとおり、ラプエンはラプラディとエンドリケリーの混合種です。
どちらもポリプテルスのなかで大型サイズとして人気の種類ですね。
ラプラディはセネガルに生息しています。
名前の由来にもなっている、たくさんの尖った背ビレが特徴的です。
なんとなく恐竜のような姿でたくましいですね。
顔はナマズに似て平らで、口が大きいです。
エンドリケリーは茶褐色~ベージュのボディに太い黒色のまだら模様をもっています。
この太いバンドは体の上の方の側面に3~5本ほどはいっていて、下部分は細かい黒点模様になります。
ただ、個体によってさまざまなバリエーションがあるのがエンドリケリーの面白いところです。
ラプエンはこの両者の特徴をよく受け継いでいます。
体の模様にはエンドリケリーのような太いバンドが濃く浮かび、背中にはラプラディのような尖った背ビレを持ちます。
体長は60~70cmほどになります。
大型なので食欲旺盛でエサの食いつきがいいです。
飼育するには最低90cm幅の、大きな水槽が必要です。
ワイルドだと70cm、飼育下の状態でも40~50cmには成長するので、なるべくなら120cm幅の水槽が理想です。
エサは人工飼料や生餌がいいです。
幼魚のときは赤虫、成長したら小魚などがいいでしょう。
ただ与えすぎには注意しましょう。
水温は25℃~30℃あたりをキープするのがいいです。
アフリカの龍#ラプエン#ポリプテルス pic.twitter.com/T01KzdUEoh
— ポンコツ (@ponnkotumann) 2017年10月26日
まとめ
ラプエンはラプラディとエンドリケリーのハイブリッド種ですが、見た目から見分けるのは難しいといわれています。
両方のいいとこ取りをした魚で珍しさもあるため、飼っていてとてもワクワクしますね!
健康的で丈夫なので水槽の大きさや環境管理に気をつけてあげればうまく育つはずです。