ウグイとオイカワって似ていると聞きますが、本当なのでしょうか?
夏になると川遊びに行ったり釣りに出かけたりする機会も増え、魚を見る機会も多くなると思います。
中には、似た魚も沢山いるので区別が付かないこともあるかもしれません。
そんなオイカワとウグイには違いはあるのでしょうか?
それでは、今回はオイカワとウグイの見分け方や混泳はできるのかについてご紹介します。
オイカワとウグイの違いは?見分け方はあるの?
ウグイはコイ目コイ科ウグイ亜科ウグイ属に分類されます。
オイカワと同じく淡水魚で北海道、本州、四国、九州など幅広く生息し、湖沼、河川の上流域から感潮域に住んでいるようです。
ウグイには淡水型と降海型という海に下るものもいるそうです。
一般的に淡水型ですが、北に行くほど降海型が多くいるそうです。
オイカワ、ウグイ、カワムツなどをまとめて「ハヤ」と呼ばれることがあります。
ウグイの成魚は、大きい物で50cmほどになり通常のサイズのものでも30cmほどの大きさに成長するようです。
体全体は、こげ茶を帯びた銀色、体の側面には1本の黒い横帯が入っています。
お腹の部分、鰭、尻鰭、尾鰭後端部は黄色いようです。
3月上旬から5月中旬には、オスメスともに鮮やかな3本の朱色の線がでる婚姻色に変色するようです。
朱色の条線がでることによって「アカウオ」や「サクラウグイ」と呼ばれることもあるようです。
オイカワは、ウグイやカワムツと同じく身近に生息している生き物です。
ウグイと比べると成魚の体の大きさは15cmほどと小さいようです。
近年、ウグイやカマツカの生息数が減少する一方で、オイカワの生息数はどんどん増える傾向にあります。
オイカワの背中は灰青色、体の側面からお腹周りは銀白色で、体の側面には淡いピンクの横斑が数本入っているそうです。
オスは三角形の大きな尻びれがあるのが特徴です。
ウグイとオイカワは混泳できる!?
ウグイは最大で50センチcmほどの大きさになりますが、多くのウグイは30cm程と言われています。
しかし、飼育しているウグイは水槽の大きさに合わせて成長が止まると言われているので20cmほどにしかならないそうです。
なので大きく育てたいという人は水槽の大きさを考えなくてはなりません。
ウグイは気が荒い性格ではないので他の魚と混泳させることができます。
オイカワとウグイは混泳可能です。
その他にはカワムツ、コイ、フナ、モツゴ、ヨシノボリ、カマツカなど沢山います。
まとめ
今回は、オイカワとウグイの見分け方と混泳はできるのかについてご紹介しました!
オイカワは大きくても15cmになり、ウグイは飼育下では20cmほど、最大でも50cmほどになるようです。
ウグイを飼育する場合には水槽の大きさに合わせて成長が止まってしまようなので、大きく育てたいという方は最初から大きめの水槽で飼育することをおすすめします!
オイカワはとても穏やかな性格でウグイも気性の荒い性格ではないので混泳できるそうです。
2匹一緒に飼って生態を観察してみるのもいいかもしれませんね!