そもそもエアレーションというのが何なのかわかりますか?

私はなんとなくでしか知りませんでした。

今回はそんな基本的なことから知っていきましょう。

アベニーパファー 飼育 エアレーション

アベニーパファーを飼育するにはエアレーションは超大事!

エアレーションとは簡単に言うと酸素を水に溶け込ませるということです。

エアレーションが必要な理由の1つ目がその酸素です。

水中の酸素量はアベニーパファーが生きていく上でとても重要なものです。

魚の呼吸法は私たち人間とは違ってエラ呼吸ですが酸素が必要なのは一緒です。

さらに水槽の中で酸素を必要としているのはアベニーパファーだけではありません。

水槽内の中をキレイに保ってくれているろ過バクテリアがそのひとつです。

水槽内の酸素が不足してしまうとろ過バクテリアが生きていけず、飼育水が白くにごって汚れてしまいます。

さらに水槽内の水草も酸素を必要としています。

一般的に光合成に必要なものは「二酸化炭素・光・栄養」なのですが酸素も必要なのです。

確かに光合成をするのに酸素は必要ありませんが、光合成をしない夜は酸素を吸収して成長しているのです。

そんな重要なエアレーションですがただ付けているだけでは意味がありません。

水槽内の酸素の量は環境やその他の条件によってすぐに変化してしまいます。

例えば水温や気圧、気泡の大小や塩分濃度や飼育水の汚れ具合によっても変わってしまいます。

水温が低くて高気圧、塩分濃度が低くてキレイな飼育水なほど水中の酸素濃度は高くなります。

ちなみに気泡の大きさは細かい方が酸素の量を多く保つことができます。

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エアレーションは必要な理由の2つ目が水槽内の水面に動きを出させるということです。

水面に動きがなくずっと同じ状態だと油膜が張ってしまうのです。

漢字ではアブラですが本当のアブラが浮いているわけではなく、エサの残りやフン、粘液やタンパク質がその正体です。

正体を聞いたら余計に浮かしておきたくないですよね。

この油膜があると水面がふさがれてしまい、空気中の酸素と水が触れ合うことができず水面から酸素を取り入れることができなくなってしまうのです。

ですからアベニーパファー、水草、バクテリアのためにエアレーションは絶対に無くてはならないものなのです。

ただし、アベニーパファーはとても小さな魚なので強い水流が発生するものは避けましょう。

まとめ

水槽内の酸素を十分に確保するため、油膜を張らせないため、水草の生長のためにエアレーションは絶対に必要なものです。

アベニーパファーを飼う水槽にも必ず取り付けてください。

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