集合住宅に住んでいるから大きなペットは飼えないけれど、水槽という環境の中で飼育ができる熱帯魚、その代表格が「グッピー」です。
その小さな姿は、疲れた心を癒してくれてファンも多くいます。
そんなグッピーの飼育環境に必要な道具としてあげられるのが「エアレーション」です。
初心者の方にはあまりなじみのないこの道具について今回はまとめてみました。
エアレーションって何?グッピーに必要なの?
グッピーはとても暖かい地域に住んでいる生き物。
その水温は23℃から26℃が適温であるとされています。
そのため水温を保つために冬場はヒーターが必要であったりと様々な道具が必要になる中、「エアレーション」ってなんだろうと思われますよね。
「エアレーション」とは酸素を送り出すポンプの事をいいます。
つまりエアレーションがないと水槽内は酸欠状態になってグッピーはストレスを抱えやすくなるのです。
とくに夏場は、水温が上昇し水槽の中はさらに酸欠気味になります。
安全を取ってエアレーションを強めにしておくことで多少水温を維持をすることもでき、酸素を循環させることができます。
また水槽内の飼育水を濾過するのに欠かせない微生物・バクテリアを活性化させるためには酸素が必要になります。
エアレーションは飼育するグッピーだけではなく水質維持をするためのバクテリアにも働きかけ、役に立っているんですね。
そして病気になった際の治療で、薬浴するときには酸素を循環させることが重要になってきます。
こうしたことから見てもグッピーを長生きさせる上手な飼育をするためにはエアレーションが必要不可欠な道具なんです。
まとめ
今回は集合住宅などでペットを飼える環境にない方にも、人気の高い熱帯魚・グッピーの飼育を始めるにあたって、必要な道具の一つ「エアレーション」の必要の有無について見てきました。
エアレーションは水槽内に酸素を送るために必要な道具。
そのほかにも夏場は水温の維持などにも効果があることなどが分かりましたね。
初めて熱帯魚を飼おうと考えている人はぜひこの記事を参考にエアレーションの必要性を感じていただけたらと思います。