アベニーパファーは見た目がとても可愛らしく、ペットとしてとても人気のある観賞魚です。
初心者の方でも飼いやすく、その上繁殖もそれほど難しくありません。
ですので、初心者でも繁殖にチャレンジする方が多くいます。
しかし、たとえ繁殖に成功し、卵が産まれたとしても、必ず稚魚が孵るわけではありません。
注意しないと無事に孵化しない卵も出てきます。
今回はアベニーパファーの卵の孵化についてまとめてみたいと思います。
アベニーパファーの卵を無事に孵化させよう
アベニーパファーも一般的な熱帯魚の例にもれず、繁殖は夏場に訪れます。
この時期にカップリングがうまくいけば、繁殖行動に移り、やがて水草などに卵を産み付けます。
卵から無事に稚魚を孵すためにはカビの対策が重要になります。
卵にカビがついてしまうと、亡くなってしまう原因にもなりますのでしっかり対策していきましょう。
水草に産み付けられた卵には、接合がうまくいかなかった無精卵や、残念ながらすでに亡くなってしまっている卵が混じっていることがあります。
これらのいわゆる生きていない卵にはカビが発生しやすくなっています。
このカビが、正常な、生きている卵に広がっていってしまうケースが非常に多いのです。
ですので、無精卵や既に亡くなっている卵は、見つけたらすぐに水槽から取り出して処分するようにしてください。
これらの生きていない卵は、白色や半透明になっているという特徴がありますので、通常の卵と見分けがつくようにしておきましょう。
すでにカビが発生していしまっている卵も忘れずに処理しましょう。
水換えを頻繁にすることにより、カビの発生自体を食い止めるという方法もあります。
カビが広がりにくくするために、卵と卵の間隔をあけておくという対策も効果があるでしょう。
卵を小分けに別の水槽に分けることで全滅のリスクを減らすことも重要です。
まとめ
今回はアベニーパファーの卵の孵化についてまとめてみました。
せっかく繁殖に成功し、卵を産んでも、稚魚が産まれてこなかったらがっかりですよね。
そういった悲劇を避けるためには、産まれたばかりの卵の管理には細心の注意を払うようにしてください。