コリドラスは南米大陸に生息するナマズの仲間で、つぶらな瞳とコミカルな動きが魅力的な魚です。

見ていて飽きないコリドラスは種類が豊富で人気も高いですが、飼育には気をつけなければならないことがあります。

今回の記事では、コリドラスの飼育について、エアレーションの必要性について紹介していきましょう。

コリドラス エアレーション 必要

コリドラスにエアレーションが必要な理由

エアレーションとは、エアーポンプから空気を送り込んで水槽内に酸素を供給することです。

ブクブクとした泡が水面を揺らすことで空気と触れて酸素を溶かしていき、水槽内の溶存酸素量を高めます。

水に溶け込んだ酸素はコリドラスの生命維持に欠かせません。

特に夏場は水温が高くなって酸素が空気中に逃げてしまいます。

溶存酸素濃度が下がるため、エアレーションすることで酸素濃度を上げる必要があります。

また、エアレーションは多少ではありますが、コリドラスが好む水流を作ることにもつながります。

水流があれば活発に動き回るので運動不足解消になり、魚の健康面でプラスとなります。

スポンサードリンク

濾過バクテリアや水草にも必要

目には見えませんが、濾過バクテリアにも酸素が必要です。

濾過バクテリアは水をきれいにしてくれますが、酸素が足りないと濾過能力が低下、または滅して水槽を白濁させてしまいます。

さらに嫌気性バクテリアが増殖し、熱帯魚にとって有害な物質をつくり出してしまいます。

水草の育成にも酸素は欠かせません。

昼間は光合成に二酸化炭素が必要になりますが、光合成ができない夜間は酸素を吸収して成長しています。

エアレーションは水槽内の環境維持にも役立つのです。

まとめ

いかがでしたか。

エアレーションで水槽内に酸素を行き渡らせることで魚の生命維持はもちろんのこと、濾過バクテリアの滅することを防止、水草の成長につながっているのです。

エアレーションはエアーポンプ、フィッシュレット、スポンジフィルター、底面フィルターなど、かける方法はさまざまです。

飼育環境に合ったものを選んでみてくださいね。

スポンサードリンク