カラフルでユニークな模様がみられるシクリッドは熱帯魚としてとても人気ですね。
シクリッドを飼いたいとき、まず何を用意すればいいのでしょうか?
水槽の立ち上げ方法と手順についてお伝えします。
シクリッドの水槽立ち上げに必要なものと手順は?
シクリッドの水槽を立ち上げるときにまず必要なものは、水槽、ろ過装置、底砂、ヒーター、サーモスタットになります。
水槽は適切な大きさのものを選びましょう。
シクリッドは泳ぐことが大好きで縄張り意識が強い魚です。
喧嘩にならないために、十分なスペースが必要です。
小さめのドワーフシクリッドなら30~45cm、中・大型シクリッドなら一般的に60cm以上の水槽が必要です。
底砂はどの種類でも大丈夫ですが、アフリカンシクリッドの場合はpHを下げるサンゴ砂がおすすめです。
ほかにも、隠れ場所として岩や流木をおいてあげると安心です。
水温は24~28℃が理想的で、ヒーターとサーモスタットで安定させます。
水質は種類によって弱酸性~中性、中性~弱アルカリ性かが分かれます。
水槽の水を弱アルカリ性にしたい場合は、サンゴやカキ殻をいれるのがおすすめです。
水質はpHメーターではかると分かりやすいです。
新しく水槽を立ち上げるときは、きちんとしたステップを踏みましょう。
- まず、買ってきた水槽を一度あらって完全に乾かします。
- つぎに、水道水にカルキ抜きをいれます。最初は白く濁った水になりますが、数分で透明になるまで待ちます。
- その後、水温が変化しないように注意しながら底砂と水をいれます。このとき、水を泡立てないように静かにいれることがポイントです。水が泡立つと水質が安定しにくくなります。
- 水をいれたら、ろ過装置とヒーターを起動して水を循環させます。水槽内を酸素が流れることでバクテリアを発生させ、フィルターに定着させます。この状態で2日ほど待てば水の完成です!
まとめ
シクリッドの水槽立ち上げは、正確な手順で行うことが大切です。
水質や水温が安定していれば、シクリッドは丈夫なため飼いやすい魚です。
しっかりと水槽を準備して迎えましょう!