アベニーパファーを飼育していると、繁殖出来ないかな?と考えたことはありませんか?
可愛いアベニーが増えてくれたら、嬉しいですよね!
今回は、アベニーパファーを繁殖させたい場合、どんな環境でどの時期を選ぶと良いのか、まとめています。
アベニーパファーの繁殖に適した環境作り
実は、アベニーパファーは水槽内で繁殖が可能な個体で、繁殖はそう難しくはないようで、成熟したオスとメスが水槽内にいれば良いと言われています。
ただ、可愛い顔をしているため忘れがちですが、小さくても「フグ」である、ということです。
その気が強い性格が故に、同種間でも激しい縄張り争いを起こしてしまいます。
オスのアベニーパファーがメスを追い回し、ダメージを与えてしまうということもしばしば。
もし繁殖を希望し、ペアリングを行う場合には、少し工夫を加えてあげましょう。
その点を踏まえて、どうすればアベニーパファーを、水槽内で繁殖させる環境を作ることが出来るのか?
これは、水草による隠れ家を、十分に確保してあげることがポイントになってきます。
もし、一方的に片方のアベニーパファーが追い回し続けられ、ヒレをかじられたりする場合には、別の水槽に移してあげて下さいね。
では具体的な繁殖のやり方ですが、まずオス1匹のアベニーパファーに対して、メスを複数匹(2~3匹)同じ水槽にいれてあげます。
このオスの数には理由があり、オスがたくさんいることで、メスの取り合いで星になるまで争ってしまうことがあるんです。
こういう理由から、オス同士の争いはなるべく無くし、メスを多く水槽内に入れてあげることで、リスクや負荷を減らすことが目的です。
こういったポイントを押さえながら、アベニーパファーが繁殖しやすい環境を作ってあげると良いですね。
アベニーパファーの繁殖時期はいつ?
次にアベニーパファーの繁殖時期ですが、他の熱帯魚と同じ夏になります。
オスのアベニーパファーは繁殖の時期になると、お腹に「繁殖線」という黒いラインが出ます。
そしてメスのアベニーパファーは、お腹が少し膨らんで見えるようになります。
常日頃から水槽を観察していると、このサインを見逃すことなく、繁殖のチャンスもわかりやすいですね。
そして、オスがメスを追いかけ始めることも前兆と言われており、合わせて観察すると良いです。
可愛い稚魚にたくさん会えるように、うまく繁殖時期にカップリングしてくれると、嬉しいですね!
まとめ
今回は、アベニーパファーの繁殖の時期や環境作りについて書きました。
卵が全部、無事に孵るわけではありませんが、少しでも可愛いアベニーパファーの稚魚に会えるように、良い環境を作ってあげて下さいね。