ウグイは地域によっては「ハヤ」と呼ばれていて、ウグイという名前よりも浸透している地域があります。
ではウグイはハヤなのかといえば、そうではありません。
ハヤという名称自体が方言です。
実際にはハヤの特徴は「コイ科で、淡水魚、細長い体をしていて中型の魚」を指しています。
ですから、オイカワもハヤだと言えます。
しかし、ウグイとオイカワにはそれぞれ違いがありますよね。
それでは、ボラとウグイ、ハヤとウグイの違いについて説明をします。
ボラとウグイの違いは?
ボラは、ウグイと違ってなかなか捕まえる事の困難な魚です。
ボラの能力の一つに水の振動を感知するというものがありますから、網を頑張って振ってもなかなか捕まえる事が難しいのです。
そして、分類は海水魚です。
しかし、水の汚れに強いのも特徴なので、道頓堀川でも見かける事があります。
反対にウグイは、ボラと全く違って、場所や方法も関係なく簡単に釣れてしまいます。
「またウグイを釣ってしまった」とガッカリしてしまう事すらあるくらいです。
産卵期もボラとウグイではまったく違います。
ボラは10月~1月ですが、ウグイは4月から7月です。
このように少し挙げただけでも、ボラとウグイではたくさんの違いが見受けられるのです。
ハヤとウグイの違いは?
先ほどもお話ししましたが、ハヤとウグイはまったく違うというよりもウグイはハヤなのです。
もちろんハヤはウグイ以外にも様々な種類がいます。
先ほどのオイカワもそうですし、カワムツもそうです。
タカハヤ、ヌマムツなどもハヤです。
たくさんいるので初めて聞く名前という魚もいるかもしれませんよね。
まとめ
似たように見られていたり、同じ種類の魚に見られていたり、魚の世界は奥が深いのですね。
はじめは頭の中がごちゃごちゃしてしまうかもしれませんが、魚にはまって勉強をしたり、楽しく飼育をしていくうちに覚えていくのではないかと思います。
とにかく飼いやすくて、ご自身が可愛いと思える魚に巡り合えると最高ですね。
ちなみに、簡単に変える魚としてはウグイが挙げられています。
さらに、飼い主さんにとても懐くようです。
最初はウグイを選んでみるのも良い選択かもしれませんね。