ウグイは、カワムツやオイカワと「ハヤ」という名前で呼ばれている事の多い魚です。
ウグイもカワムツもオイカワも、コイ科の魚で淡水魚です。
それでは、それぞれの見分け方にはどのようなポイントがあるのでしょうか。
ウグイ・カワムツ・オイカワの見分け方は?
そもそも「ハヤ」とはどのような種類の魚を指しているのでしょうか。
実はハヤは、種類を指しているわけではありません。
コイ科の淡水魚の事で、魚の形状は中型、体型は細長い形をしています。
このように、似ているのがウグイ、カワムツ、オイカワの特徴なのですが、見分け方はもちろんあります。
まずはウグイですが、ウグイの色は体側が銀白色をしており、背側は黒褐色をしています。
そして腹側は乳白色です。
次にカワムツですが、背側が褐色か黄褐色をしており、体側の中央には藍色の縦縞が一本だけあります。
色は暗めです。
腹部は白っぽい色をしています。
オイカワは、腹部、体側が銀白色です。
背中の部分は青色をしているのですが、淡褐色、灰色を帯びています。
特徴としては、背中の黄色い筋が川の上から見ても分かる事です。
このように、色で見分ける事ができますが、それでも見た目は似ています。
しかし、大きさには違いがあり、ウグイは30㎝~40㎝程もあるのに対して、カワムツとオイカワは15㎝程度しかありません。
大きさで、ウグイとカワムツ、オイカワは見分ける事ができます。
では、カワムツとオイカワの見た目の違いはというと、カワムツは体側の縦縞が一本なのに対し、オイカワは7本から10本もの横縞が並んでいます。
よーく観察をしていると、それぞれの違いが分かってくるのではないかと思います。
まとめ
それぞれ、見た目的には似ている部分が多いのですが、もちろん個性は様々です。
ウグイを飼育してみたいのに、間違えてカワムツやオイカワを飼育してしまっていた!
なんて事にはならないように注意をしていきたいですね。
しかし、飼育をしてみるとそれぞれの良い部分や好きな部分も見えてくるかもしれないので、実際に飼育をしてみないと分からない部分もあるかもしれませんよね。
どちらにせよ、良い出会いができるのが一番ではないかと思います。