シクリッドは世界的に約1300種類が確認されるほど、広い範囲で分布しています。

シクリッドは縄張り意識が強い熱帯魚としても有名で他の熱帯魚との混泳が難しいと言われています。

では、プレコやベタはシクリッドと混泳できるのでしょうか。

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シクリッドはプレコと混泳することが可能なのか!?

プレコって何?と言う方も多いでしょう。

プレコも熱帯魚になりますが、ナマズの1種になります。

サイズも小さい物では、5cm程度で、大きい物になると1mと越える個体も存在しています。

熱帯魚として購入する方の多くは小型のプレコではないでしょうか。

プレコは種類によっては色も鮮やかですから水槽内で観賞用としても問題は有りません。

プレコを購入する方には、水槽内の掃除をプレコに行わせる目的の方もいるようです。

またプレコのほとんどは大人しい個体が多く水槽の底周辺に生息する習性があります。

大人しプレコですから、シクリッドと混泳させても問題は無いように感じるところですが、実際の所は、プレコとシクリッドの混泳は難しいと考えていた方がいいでしょう。

シクリッドは縄張り意識が強い魚だけに性格も強めです。

プレコが縄張りに入って来ても本来であれば違う種類の魚ですから、興味を示さないのですが、プレコにはシクリッドはちょっかいを出します。

プレコの背びれや尾びれがボロボロになっている場合には、他の水槽に隔離をするか、プレコの隠れ家と設置しなければなりません。

なるべくは、シクリッドの居る水槽にプレコを入れて混泳は避けた方が無難です。

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シクリッドとベタは混泳できるのか?

ベタと言う熱帯魚は背びれや尾びれが非常に優雅に見える熱帯魚の種類です。

一見優雅な熱帯魚のベタは、実は非常に攻撃性が高い熱帯魚としても有名なのです。

シクリッド同様に、非常に縄張り意識が高い為に、違う種類の熱帯魚が少しでも縄張りに入ると攻撃を仕掛けてきます。

但し、ひれが大きいタイプのベタなどは泳ぐスピードがあまり早く無い為に、追いかけまわして攻撃すると言う事まではしません。

と言うより逃げられてしまう方が多い為でしょう。

ベタに必要以上に攻撃を繰り返される魚はひれがボロボロになっているケースも多く有ります。

見栄えは優雅で有りながら気性が荒いベタと縄張り意識が高く攻撃性の高いシクリッドで混泳する事は可能なのでしょうか。

ベタもシクリッドも縄張り意識が非常に高い為に常に縄張り争いをしている感じになってしまう事が考えられます。

動き的にはベタのオスは泳ぎが遅いですから、シクリッドの標的になりやすい事にもなります。

本来で有れば、別の水槽で飼育するのが一番ですが、どうしても混泳させたいと言う場合には、隠れ家的な物を水槽内に入れる方法しかないでしょう。

確実にどちらもストレスを感じている事には間違いないですから、混泳は避けた方がいいでしょう。

まとめ

プレコやベタはシクリッドと混泳することができるのか?について紹介してきました。

プレコの方は環境さえ整えれば何とか混泳は可能と言う事になりますが、ベタとの混泳は非常に難しい様です。

シクリッドとベタは両方とも性格が荒く、縄張り意識も高いので喧嘩に発展しやすい事は間違い無さそうです。

よかれと思って水槽に入れたのに、惨劇の始まりになってしまったなんて事は嫌ですからね。

シクリッドと混泳できる熱帯魚はショップなどで確認した方がいいでしょうね。

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