円盤のような形の体と、とても綺麗な色を持つ熱帯魚の王様「ディスカス」。
ペアを作り、繁殖させてみたいと挑戦している人も多いのではないでしょうか?
なかなか簡単に出来ることではありませんが、成功するととても感動的なシーンに出会えます。
そもそも、ディスカスの卵がどんなものかご存知ですか?
色や大きさなどのご紹介をします。
ディスカスの卵の色って白だけじゃない?!
ディスカスの卵の色は、産後直後はあめ色です。
そして、その後に白と透明に分かれます。
産後1日経過すると違ってくるのですが、この違いは「白は無精卵、透明は有精卵」です。
この透明色は照明によってはオレンジ色にも見えます。
水温によっても変わってきますが、およそ3日程度で孵化が始まります。
孵化直前には黒っぽく変化します。
産みつけられた卵が受精していれば、24時間以内に白と黒がわかるので、この時点で接合率の確認が出来ることもあります。
白い無精卵は放置しておくとカビが生えるのですが、親魚が掃除してくれるので問題ありません。
逆に人間が掃除してしまうと、外敵が卵を取ったと思い、残っている卵を食べてしまうことがあるので放っておきましょう。
ディスカスの卵の大きさは決まってるの?
大きさは何ミリとは言えず、とても小さいものです。
そして、かなりの数を産みますのでその見た目は苦手な人も多いはず。
1時間に100~200個の卵を産むので、その個数を考えるとある程度想像出来るかと思います。
ケースには産卵筒など産みつける場所を作り、そこへ産みます。
アクアルームのディスカスが卵を産みました😊!
もう卵から孵って小さい赤ちゃんが泳いでいるそうです( ´ ▽ ` )!
3日くらいで孵化するそうで、とっても早いですね…!#ディスカス pic.twitter.com/juZ18lEZ6A— 北海道エコ・動物自然専門学校【公式】 (@hokkaidoeco) 2018年6月25日
まとめ
卵の色で接合しているかがわかるのは一目瞭然ですね。
200個産んでほとんど産まれる、ということはやはりないようです。
それにしても、凄い数なので生命力の強さなのかと思ってしまいます。
産卵経験の浅い若いペアの場合は、産んだ卵を親が食べてしまうことがあるので注意が必要です。
心配であれば、食卵防止ネットという網が販売されているので、これを利用して卵を守るのも良いでしょう。
せっかく頑張って産卵したものなので、守ってあげてくださいね。