ミドリフグの飼育において、気をつけなくてはいけないことの一つに「水温管理」があります。
野生のミドリフグは暖かい場所で暮らしているので、日本の冬はミドリフグには辛すぎる環境であると言えます。
ミドリフグを飼うならぜひ知っていて頂きたい！
今回は、ミドリフグ飼育における夏と冬の最適温度と調節方法についてご紹介します。
ミドリフグの飼育！夏は？
ミドリフグの最適な水温は26度前後とされており、夏は25～27度の温度設定がオススメです。
ミドリフグは暑さ耐性はそこそこあるとは言えども、30度以上になると耐えられなくなってきます。
熱のこもらない涼しい場所に水槽用のクーラーや、部屋のクーラーで部屋全体を冷やすなど工夫して水温が上がりすぎないよう調節しましょう。
ただし、冷風が直接水槽(水)に当たるようにするのはやめておいた方がいいですよ。
ミドリフグの飼育！冬は？
ミドリフグは暖かい場所で暮らしているお魚ですので、冬の水温は22度以下にならないように保ちましょう。
22度以下になってしまうと徐々に食欲が落ち、弱ってしまう傾向にあります。
部屋の温度はそこそこ暖かくても、水温が下がっている場合は多々あるのです・・！
ですので、真冬のヒーターは必須ということになりますね。
しかし、突如として水温をあげるのは絶対にNG！
急激な温度変化はミドリフグにとって大きく負担をかけることになるのです。
もちろん淡水魚の場合も急激に温度をあげることはダメなことなのですが、汽水は淡水よりも水質の変化が起きやすい傾向にあるため、より注意して頂きたいです。
1日かけて1度上げ、数日かけて快適な温度まで上げていくようにしてくださいね。
また、温度をあげる前には必ず大掃除を済ませておいてください。
水温が低いときには特に問題がなかった水質も温度をあげることによって急激に水質が悪化することがあるからです。
しかしながら大掃除したあとは環境がガラッと変わってしまっているため、ミドリフグも「調子を崩しやすい状態」であると言えます。
その時に水温が低すぎると、余計に不調の原因にもなりますので、大掃除からはある程度期間をおいて水温を上げ始めるというぐらいの余裕を持っておいてくださいね。
ミドリフグふぐみさんの水温が気になって仕方ない。
初めての冬を無事に乗り切れます様に。 pic.twitter.com/WLRVxPOvJ8— ーー (@amyakh) 2013年10月29日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はミドリフグ飼育における夏と冬の最適温度と調節方法についてまとめてみました。
ミドリフグは最適温度が26度前後、水温調節するときは1日かけて1度ずつ上げる程度に緩やかに温度を上げ下げするということがわかりました。
あなたのミドリフグが夏や冬の辛い時期を快適に過ごせますように、お祈りしています。
