世の中には色々と珍しい観賞魚で溢れています。

本来、日本に居ない個体でも海外から輸入され好みの観賞魚を飼うことが出来る世の中になっていますが、視野を広げたら日本にも、もっとたくさん飼える魚はいっぱい居ます。

例えて言うなら『イワナ』です。

えっ?イワナって食べるものじゃなくて飼うものなの?

そう思う人もいる事でしょう。

古くから日本で愛されているイワナは実は家でも飼う事ができます。

でもイワナの飼育方法や餌については意外と知らないですよね?

そこでイワナの飼育方法や与える餌について紹介したいと思います。

イワナ 飼育 餌

イワナの飼育方法は?餌は何?

イワナと聞けば山釣りをした時に塩焼きにして食べたり刺身にして食べると思う人は多いと思います。

イワナ=食べる

これが一般的ですよね?

誰もペットとして飼わないでしょと思うかも知れませんが、意外にもイワナを飼う人が多く居ます。

他の観賞魚とは違い飼育には少し難しい部分もありますが、飼育下でも50cmくらいまで成長したなんて言う人もいます。

ではイワナの飼育方法や餌について探ってみましょう!

イワナの生態

イワナはサケ目サケ科イワナ属の魚です。

肉食性の魚で河川の最上流の冷水域などに生息している場合が多いです。

人との関わりとしては食用であったり渓流釣りなどで知られています。

自宅で飼育は可能なのか?

実際にイワナは自宅で飼育する事は可能なのか?

結論を先に言えば観賞魚として家で飼う事ができますが、意外と難しいです。

イワナを飼育するには第一に環境が大事で冷水域を好む魚ですので、冷水域が必要ですが自宅では人が暮らす温度にしてしまうと冷水域を作る事が難しいからです。

そして難しい理由の2つ目としては渓流で釣り上げたイワナは餌付けが難しいのです。

イワナを販売しているところもありますが多くの人は釣り上げたイワナを生かして自宅で飼育すると思います。

野性のイワナに餌付けする事が出来るかどうかで変わってきます。

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飼育について

イワナを飼育する方法としては、水槽を大きくしてあげる事と冷水域を作ってあげる事です。

飼育下でも上手く育てたら30cmほどにはなりますので、水槽も90cm以上は最低でも欲しいですし、肉食性が強く縄張り意識も強い魚ですので、複数飼育や大きさの違う個体は避けた方が良いでしょう。

イワナは何を食べる?

野性のイワナは貪欲な肉食魚で自然界では色々な物を食べます。

  • 植物性プランクトン
  • 水棲昆虫
  • カエル
  • サンショウウオ

この他にもヘビや落ちてきた虫などを食べると言われています。

では飼育環境では何を食べるのか?

飼育環境の中でも小魚や水棲昆虫など与えますが、日持ちがしなかったり割高になってしまう事があります。

そんな時は乾燥オキアミやミミズなど与えると食べます。

まとめ

渓流釣りなどでイワナを釣る事がありますが、飼育してみたいと考える人も少なくはありません。

大きめな水槽で飼って餌も与えますが、野性のイワナは釣られた時の餌などは食べないと言われています。

イワナに与える餌は色々ありますが経費がかかってしまいますので、乾燥オキアミなど与えると良いと思います。

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